*14:00JST メキシコペソ円今週の予想(2月17日) サンワード証券の陳氏
皆さん、こんにちは。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、メキシコペソ円について、『米国との関税問題、メキシコ中銀の利下げを背景に上値の重い展開が続きそうだ』と述べています。
続けて、『トランプ大統領は3日、メキシコのシェインバウム大統領との電話会談を行い、同国からの輸入品に対する25%の追加関税賦課を1カ月先送りすることで合意した』と伝え、『両首脳は合成麻薬フェンタニルや移民の米国流入を防ぐため、メキシコが国境に1万人の警備隊を配置することで一致。両国は今後1カ月、関税を巡る協議を続ける見通し。今後1カ月で、互いに納得できる合意ができるかどうか注目される』と解説しています。
また、『トランプ大統領は10日、米国が輸入する鉄鋼とアルミニウムに25%の追加関税を課す大統領令に署名した。これまでに導入された関税免除などの例外措置をすべて廃止し、10%だったアルミへの税率は引き上げる』と伝えています。
そして、『メキシコのエブラルド経済相は11日、これに対し、メキシコへの関税措置は「正当化されない」と反発した』と伝え、『米国の最大の貿易相手国であるメキシコとの貿易を巡る対立が深まる可能性がある』と示唆しています。
さらに、『トランプ大統領は14日、新たに自動車への関税を明らかにすると述べた』とし、『世界的な貿易関係を再構築し、生産拠点を米国に移すよう企業に圧力をかけようとする中、これまで打ち出した輸入品に対する一連の課税計画をさらに拡大する』と解説しています。
一方、『メキシコ財務省は4日、米国がメキシコからの輸入品に関税を課す恐れが高まる中、金融市場の安定化に向け対策を講じると表明した』と伝えています。
また、『メキシコ中央銀行は2月6日の金融政策会合で、政策金利を0.5%ポイント引き下げて9.50%とした。今回の利下げは、2024年3月に政策金利を過去最高の11.25%から引き下げ始めて以来、最大の利下げ幅となる。政策金利は22年9月以来の最低水準となり、米国との金利差が縮小した』と述べています。
メキシコペソ円の今週のレンジについては、『7.20円~7.70円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の2月18日付「メキシコペソ円今週の予想(2月17日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
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