*14:06JST 日経平均VIは低下、市場心理は一方向に傾かず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.24(低下率1.14%)の20.76と低下している。なお、今日ここまでの高値は21.80、安値は20.80。
昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落した流れを受け、今日の東京市場では売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。ただ、東京市場は明日から3連休となることもあり、今日は積極的な売買は手控えムードとなっており、日経225先物は昨日の水準をはさんで推移。市場心理も一方向に大きく傾かず、日経VIは概ね昨日の水準近辺で推移している。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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