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【注目トピックス 市況・概況】英ポンド週間見通し:下げ渋りか、金融緩和後退への思惑も

*14:41JST 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、金融緩和後退への思惑も
■反落、日英金利差縮小の可能性高まる

今週のポンド・円は反落。一時192円台までポンド高円安に振れたが、日本銀行による追加利上げの可能性が高まり、日英金利差の縮小を想定したポンド売り・円買いが観測された。英国経済の減速に対する懸念は消えていないことも嫌気され、週末前にリスク回避のポンド売り・円買いが活発となった取引レンジ:187円13銭-193円06銭。

■下げ渋りか、金融緩和後退への思惑も

来週のポンド・円は下げ渋りか。日本銀行による早期追加利上げの思惑が強まり、円買いがポンドの下押し要因になりやすい。ウクライナ戦争の終結に向けた協議の不透明感も、ポンド売りを後押ししそうだ。ただ、インフレ加速を意識して英中央銀行の利下げペースは鈍化する可能性があることはポンド相場に対する支援材料となり得る。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:186円00銭-191円00銭。

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