アラサー女子の悩みのタネの一つと言えば、ズバリ“ご祝儀貧乏”だろう。立て続けにやって来る友人・知人・同僚たちの結婚報告は、喜ばしい反面、お財布事情に響く。とくに女性の場合、ご祝儀以外にも衣装代やヘアメイク代など出費がかさみ、一流ホテルに招待された場合は着物の着付け代などもかかる。二次会だけでなく式から参列した場合、少なくとも5万円ほどの出費は覚悟したいところだ。
そんなご祝儀貧乏系アラサー女子の頼みの綱となっているのが、いまやファストファッション界で定番となっているアパレルブランド「ZARA」(ザラ)だという。昨年は7回友人の結婚式に参列したというアラサー女子・Aさん(30歳)は、こう語る。
「25、26歳の頃は、友達の結婚式に呼ばれると競って高いドレスを購入し、ストールとアクセサリーを付けて、シャネルやプラダなどのバッグを持参していました。特に仲の良い友達が結婚するときには、豪華に振袖を着ていくなど、とにかくお金がかかった。
でもだんだん、28、29歳頃になると、『私が結婚しない限り損じゃない?』『人の幸せのために自分の生活が苦しくなるって意味不明では?』と疑問を感じ始めるんです。そうなると、まず節約を考えるのは衣装代。ドレスではなく、落ち着いたシンプルなワンピースを着て参列するようになるんです。
とくに、かぶりが多い(同じファッションでかぶること)のは、ダントツでZARAの黒ワンピース。ZARAは普段着以外にも、ドレスっぽいワンピースも多く販売しているので、5000~7000円でゲットできるので、1枚持っていれば便利です」(Aさん)