*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:国土強靭化とサイバーセキュリティ関連にホットスポットあり?【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年3月5日8時に執筆
先のウクライナ・ゼレンスキー大統領とアメリカ・トランプ大統領の会談の模様が、既にAIによって多種多様にパロディ動画化されて話題となっていますね。「そっち(政治・地政学リスク)もヤバいけど、こっち(AI)もヤバい」と、ついでに自らの語彙力の無さもほとほとヤバいと思い、茶をすする…さなさえです。
復活期待の夕刊フジ主催『株1GPグランドチャンピオン大会準優勝(21年度)』のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も111回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<政治・経済の先行き不透明感が株価に…>
ロシア・ウクライナの停戦は難航を極めそうですが、わたしが興味深かったのがそれを報じる日本のメディアです。これまではゼレンスキー大統領は「ロシアに一方的に攻め込まれ悲劇に苦しむ大統領」という報道が圧倒的だったのが、今回はそれだけではなく「これまで散々米国からの支援を受けてきたのに感情的に非礼な態度をとった大統領」という報道も散見されました。グローバルな情報に疎い日本においても、それを感じるのですから、米大統領が交替して劇的に何かが変わってきていますよね。
ま、その辺の詳細はあちらのプロの方々に任せるとしますが(笑)…相変わらずトランプ政権の諸外国を相手取った関税などの「ディール」によって経済の先行きが不透明となって相場は軟調に…今週は心理的な節目である3万7000円も一時割り込んできました(涙)。投資家としてホントに頭が痛いものですが…それでも直近の相場で強いトレンドを保っていたテーマ株があったので、今回はその中でも気になるものをレポートさせて頂きます。
<国土強靭化とサイバーセキュリティ関連が熱い?>
日経平均が下値を試す動きをする中、先の八潮市の道路陥没事故に関連してドローン関連をご紹介しましたが、改めてこの事故の終結が遠い事を受け、国土強靭化関連が堅調な動きを示していましたので注目です。まずは八代の事故を受けて路面陥没を未然に防ぐ地中レーダーの探査深度向上への取り組み発表した川崎地質<4673>、土壌汚染処理大手のダイセキ環境ソリューション<1712>には、今週反発する動きがあったので注目。そして道路舗装に注目されるとの思惑から、ここまで業績も良い日本道路<1884>、東亜道路<1882>、世紀東急工業<1898>の底値が堅かったのでチェック中です。地下のトンネルなどにも思惑があるならば、西松建設<1820>は反発に期待しつつも、大豊建設<1822>にはここからの上昇スタンス維持に期待したいと見ています。
そしてもう一つがサイバーセキュリティ関連です。4日付の日経新聞で政府が安全保障の観点からその分野の新たな対策をまとめると報じました。その中で海外ソフトに依存する現状から国産ソフト優先へとシフトするとの内容から、「ヤライ」など国産サイバーセキュリティ製品の開発の雄であるFFRIセキュリティ<3692>、子会社「株式会社サイバー防衛研究所」の研究開発に期待がもたれるソリトンシステムズ<3040>、クラウド型AI・Webセキュリティ「攻撃遮断くん」のサイバーセキュリティクラウド<4493>、ログやサイバー攻撃監視ソリューションを手掛ける網屋<4258>をすぐにポートフォリオに入れてチェックとしました。
あとは毎度恒例のおまけシリーズから、ノバルティスと自社創製化合物「KRP-M223」に関するグローバルライセンス契約を締結を発表して急騰した杏林製薬<4569>はチャートが一気に好転してきたので注目です。また、ビットコインの下落から乱高下する仮想通貨関連の中から、ステーブルコイン送金基盤構築プロジェクトで思惑のSpeee<4499>を「なんか死んだふりしているけどしっかり調整してるな…」と、ピックアップします。
はい、ホントはもっと色々ご紹介したいのですが…今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
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