*14:34JST 豪ドル週間見通し:伸び悩みか、2月失業率が手掛かり材料に
■強含み、日銀3月追加利上げ観測は大幅後退
今週の豪ドル・円は強含み。米関税強化を警戒したリスク回避の豪ドル売り・円買いは縮小し、日本銀行による3月追加利上げ観測は大幅に後退したことから、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが強まり、豪ドル・円は一時94円台前半まで買われた。取引レンジ:91円82銭-94円11銭。
■伸び悩みか、2月失業率が手掛かり材料に
来週の豪ドル・円は伸び悩みか。米国の関税措置が世界経済に与える影響が引き続き懸念されており、日豪金利差の段階的な縮小観測は後退していないようだ。3月20日に発表される2月失業率が市場予想を上回った場合、リスク回避的な豪ドル売り・円買いがやや強まる可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・19日:2月失業率(1月:4.1%)
予想レンジ:92円00銭-95円00銭。
<FA>