*14:35JST 英ポンド週間見通し:伸び悩みか、英中銀政策金利は据え置きの見通し
■強含み、英中央銀行による早期利下げ観測は後退
今週のポンド・円は強含み。英中央銀行による早期利下げ観測は後退したこと、日本銀行による3月利上げ観測は大幅に後退したことから、対円レートは一時193円台前半まで反発。米国経済の減速を意識したポンド買い・米ドル売りも観測された。取引レンジ:188円80銭-193円11銭。
■伸び悩みか、英中銀政策金利は据え置きの見通し
来週のポンド・円は伸び悩みか。日本銀行は3月18-19日開催の金融政策決定会合で追加利上げ期待は根強く、政策維持の場合は失望の円売りがポンドの押し上げ要因に。一方、20日開催の英中央銀行金融政策委員会(MPC)で政策金利の据え置きが予想されるため、リスク回避のポンド売りがただちに強まる可能性は低いとみられる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・21日:英中央銀行政策金利発表(現行:4.50%)
予想レンジ:190円00銭-194円00銭。
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