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【注目トピックス 日本株】サンマルクHD Research Memo(2):経営理念は「私たちはお客様にとって最高のひとときを創造します。」

*14:02JST サンマルクHD Research Memo(2):経営理念は「私たちはお客様にとって最高のひとときを創造します。」
■会社概要

1. 会社概要
サンマルクホールディングス<3395>は大手外食チェーンである。創業以来の経営理念に「We Create the Prime Time for you」(私たちはお客様にとって最高のひとときを創造します。)を掲げ、セントラルキッチンを持たずに店内で調理を行うことにこだわり、人々のより豊かな心と生活の形成に「食」を通じて貢献することを目指している。

2025年3月期中間期末時点の総資産は49,119百万円、純資産は31,358百万円、自己資本比率は63.8%、発行済株式数は22,777,370株(自己株式2,328,512株を含む)である。なお、2025年2月に4,163,741株の新株発行を行うとともに、自己株式として2024年11月に480,600株、2025年2月に2,822,400株を取得した。また、2025年3月に4,000,000株の自己株式の消却を予定している。

本社は岡山県岡山市で、グループは同社(持株会社)、連結子会社3社((株)サンマルクカフェ、(株)鎌倉パスタ、(株)サンマルクグリル)、非連結子会社2社((株)La Madrague、SAINTMARC SOUTH EAST ASIA PTE.LTD.)で構成されている。なお、連結子会社だった(株)倉式珈琲については2024年4月に吸収合併、非連結子会社だった(株)サンマルクイノベーションズについては2024年6月に解散した。

また2024年11月に、牛カツ「京都勝牛」を展開するジーホールディングス(株)とその子会社の(株)ゴリップ及び(株)OHANA(以下、ジーホールディングスグループ)を子会社化、2024年12月に「牛かつもと村」を展開する(株)B級グルメ研究所ホールディングスとその子会社の(株)牛かつもと村及びBQ International(株)とその子会社の極品國際餐飲股分有限公司(台湾)(以下、B級グルメ研究所グループ)を子会社化した。

2. 沿革
1989年3月にレストラン経営を目的として岡山県岡山市に(株)大元サンマルクを設立し、1990年7月に商号を(株)サンマルクに変更した。その後1995年12月にサンマルクが日本証券業協会に株式を店頭登録、2002年4月に東京証券取引所(以下、東証)2部へ株式上場、2003年3月に東証1部へ株式上場した。そして2006年1月に同社が株式交換によってサンマルクを完全子会社化し、東証1部へ株式上場(サンマルクは2005年12月に上場廃止)した。2006年3月にはサンマルクを分割会社とする吸収分割並びに新設分割を実施して完全持株会社体制に移行(サンマルクは商号をサンマルクカフェに変更)し、2022年4月には東証の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行した。

事業展開では1989年4月に洋食レストラン「ベーカリーレストラン・サンマルク」1号店を、1999年3月にセルフサービス喫茶店「サンマルクカフェ」1号店を、1999年11月に高級回転すし「すし処函館市場」1号店を、2002年10月に西洋風レストラン「ベーカリーレストラン・バケット」1号店を、2004年10月にスパゲティ専門店「生麺専門鎌倉パスタ」1号店を、2006年9月に炒飯専門店「広東炒飯店」1号店を、2007年12月にドリア専門店「神戸元町ドリア」1号店を、2008年8月にフルサービス喫茶店「倉式珈琲店」1号店をそれぞれ開店した。

M&Aとしては、2022年12月に関西で喫茶店「マドラグ」を展開するLa Madragueを子会社化、2024年11月に牛カツ「京都勝牛」等を展開するジーホールディングスグループを子会社化、2024年12月に「牛かつもと村」を展開するB級グルメ研究所グループを子会社化した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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