*08:16JST 今日の為替市場ポイント:日米金利差を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性
18日のドル・円は、東京市場では149円13銭から149円88銭まで上昇。欧米市場では149円93銭まで買われた後、149円10銭まで反落し、149円30銭で取引終了。本日19日のドル・円は主に149円台で推移か。日米金利差を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。
日本銀行は3月19日、2日目の金融政策決定会合を開催する。市場参加者の間からは「トランプ米政権の関税政策が経済や物価の情勢にどう影響するかを日銀は慎重に点検するため、今回の会合では政策金利を据え置く可能性が高い」との声が聞かれている。ただ、生鮮食品を除いた消費者物価の上昇率は前年比3%を超えていること、中小企業の労使交渉で賃上げがさらに広がる見通しであることから、次回(4月30日-5月1日)あるいは6月開催の金融政策決定会合で政策金利の引き上げを決定する可能性は高いとみられる。
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