*08:27JST 今日の為替市場ポイント:米国株安を受けてリスク選好的な為替取引は縮小する可能性
8日のドル・円は、東京市場では148円12銭から146円97銭まで下落。欧米市場では147円67銭まで買われた後、145円97銭まで反落し、146円30銭で取引終了。本日9日のドル・円は主に146円を挟んだ水準で推移か。米国株式の下落を受けてリスク選好的な為替取引は縮小する可能性がある。
報道によると、米ホワイトハウスのレビット報道官は、「米政府は中国に対する追加関税措置を4月9日に発動させる」、「トランプ大統領は、中国は米国と取引を行わざるを得ないと考えている」と述べた。トランプ米大統領が発表した広範な関税措置を受け、世界的な景気後退が警戒されているが中国が対米報復関税を撤回していないため、市場参加者の間からは「貿易・通商分野における米中の対立は長期化する可能性がある」との声が聞かれている。
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