*04:19JST 4月15日のNY為替概況
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円60銭まで下落後、143円26銭まで上昇し、引けた。
米国資産への脅威緩和で米国債の買戻しが継続したほか、米3月輸入物価指数が予想外にマイナスとなったため長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。その後、欧州通貨に対するドル買いに連れ下げ止まった。
ユーロ・ドルは1.1340ドルから1.1264ドルまで下落し、引けた。
欧米通商交渉が難航し、ほぼ進展はなく、トランプ政権は欧州連合(EU)に対する関税を維持する可能性を示唆したため域内経済のさらなる悪化、利下げ観測に伴うユーロ売りが強まった。
ユーロ・円は162円00銭から161円30銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3205ドルから1.3246ドルへ上昇した。
ドル・スイスは0.8150フランから0.8225フランまで上昇した。安全通貨としてのフラン買いが一段と後退。
[経済指標]
・米・3月輸入物価指数:前月比-0.1%(予想:前月比+0.0%、2月:+0.2%←+0.4%)
・米・3月輸出物価指数:0%(予想0%、2月+0.5%←+0.1%)
・米・4月NY連銀製造業景気指数:-8.1(予想:-13.5、3月:-20.0
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