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【注目トピックス 市況・概況】NY為替:ユーロ圏景気期待指数の悪化&欧米通商協議難航でユーロ安

*06:09JST NY為替:ユーロ圏景気期待指数の悪化&欧米通商協議難航でユーロ安
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円60銭まで下落後、143円27銭まで上昇し、143円25銭で引けた。米国資産への脅威緩和で米国債の買戻しが継続したほか、米3月輸入物価指数が予想外にマイナスとなったため長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。その後、欧州通貨に対するドル買いに連れ下げ止まった。

ユーロ・ドルは1.1340ドルから1.1264ドルまで下落し、1.1280ドルで引けた。ドイツやユーロ圏の4月景気期待指数が大幅悪化したほか、欧米通商交渉が難航し、ほぼ進展はなく、トランプ政権は欧州連合(EU)に対する関税を維持する可能性を示唆したため域内経済のさらなる悪化、利下げ観測に伴うユーロ売りが強まった。ユーロ・円は162円00銭から161円30銭まで下落。ポンド・ドルは1.3205ドルから1.3246ドルへ上昇した。ドル・スイスは0.8150フランから0.8239フランまで上昇した。安全通貨としてのフラン買いが一段と後退。

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