*07:40JST NYの視点:米2年債入札、外国需要はSBV破綻以降で最低
米財務省は690億ドル規模の2年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは3.795%と、テイルはプラス0.6ベーシスポイント(bps)。過去6回入札平均はマイナス0.4bpsだった。応札倍率は2.52倍と、過去6回入札平均の2.65倍を下回り需要は弱かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は56.2%。過去6回入札平均の73%を大幅下回った。シリコンバレー銀破綻があった2023年3月の入札来で最低。明日は5年債入札で引き続き他国の米国債離れの状況を確認していく。トランプ大統領は世界の準備通貨としてのドルの地位を維持したいとの考えだが、関税政策をめぐり、外国の米資産売却の思惑が台頭している。
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