「株を買ってみたい! でも何から始めていいかわからない…損をしたらどうしよう…」と初めは誰もが不安を感じるものです。
どんな事を学んでおくことが大切なのか?
例えば、始めての海外旅行はワクワクする反面、不安もありますので、現地の情報、旅費、旅行日程、トラブルの対処法など入念に調べるものです。
又、目的があると更に楽しみが増えるでしょう。
このように株式投資を始める時にも、基本的に知っておくべきことがありますので、それらをお伝えします。
<Point1>目的~儲かったお金で何を実現させたいのか?
株式投資を始めるにあたり、まずは「目的」をあらためて考えてみましょう。
多くの方が預貯金より効率よくお金を増やしたい、儲かりたいという欲望で始めるもので、それは決して悪い事ではありませんが、「儲かる」以外の目的を持っておくことが長続きの秘訣になります。
私が株式投資をする目的は「資産形成」と「FPとしてお客様の為」です。
私自身が株式投資で損失を出すことも利益を出すことも、全て私の相場観となり、結果的に我が家の資産形成と相談に来て頂くお客様への良いアドバイスに役に立つと思っています。
株式投資を始めると、これまで消費者目線でしか見えなかった事も、投資家目線・経営者目線で見ることができるようになり、経済や政治などの密接な繋がりに気付くことができます。
「株式投資をすることでどうなりたいのか?」「儲かったお金で何を実現させたいのか?」という目的が明確化していれば、自分の人生において株式投資が色んな意味で役に立ち更に人生が楽しくなります。
<Point2>いくらまで使える? 投資に使えるお金の確認
どれ位のお金を運用に回せるか考えましょう。
以下の事を踏まえ、貯蓄からいくら使うことができるのかしっかり考え、貯蓄の全額を投資に使うことはしてはいけません。
家計はしっかり守り基本的な生活は保てるようにし、失っても困らない金額から始めることが肝心です。
この機会に家計の収入と支出、資産と負債の一覧を作成するのもいいでしょう。
・半年分の生活費は手につけない(緊急予備資金の確保)
・1~2年以内に使う事が決まっているお金は使わない