任天堂のスマートフォン向けゲームアプリ『スーパーマリオラン』のAndroid版が、iOS版から遅れること約2か月、3月23日に配信開始となった。
『スーパーマリオラン』は、スーパーマリオシリーズのゲームとしては初のスマートフォン向けオリジナルゲーム。その大きな特徴は、基本プレイ無料の「アイテム課金型」ではなく、「売り切り型」であること。ダウンロード自体は無料で、一部は無料プレイが可能だが、一度1200円支払うと、それ以降の料金は一切かかることなくすべての要素をプレイできる。
iOS版は配信から4日で全世界4000万ダウンロードを達成。その後、2月までに7800万ダウンロードを突破するなどかなりの注目作だ。Android版の配信によって、1億ダウンロード到達も目の前だといわれている。
そんな『スーパーマリオラン』だが、任天堂の君島達己社長は2月1日の経営方針説明会で、無料でダウンロードしたユーザーのうち、5%程度が1200円を支払ったと説明している。さらに君島社長は「10%以上の課金を目指す」と表明しており、現状の売り上げは満足できるものではないようだ。