キャリア

「新入社員=懲役40年」の嘘 終身雇用崩壊と定年引き上げの現実味

新入社員は「懲役40年」のスタート?

新入社員は「懲役40年」のスタート?

 新年度の実質的な初日となる4月3日、ツイッターで「懲役40年」という単語がトレンドワードの上位にランクインした。桜の花が咲き乱れ、新たなスタートを切る日に、なぜこの物騒な単語が話題になったのか?

 4月1日と2日が週末と重なり、新入社員の初出勤が4月3日になった2017年度。しかし4月2日の晩から3日にかけて、ツイッターには、

〈ああ、、懲役40年が始まる、、〉
〈明日からいよいよ社会人だよ懲役40年だよ 僕を癒して慰めて〉
〈今日から新社会人なんやけど これから懲役40年は辛いよ。。〉

 と、「懲役40年」というキーワードが一斉に登場した。ちなみに日本の有期刑の上限は30年。現実的に「懲役40年」は日本ではあり得ない代物だ。

 これは新入社員(と思われるツイッターユーザー)たちが、これから続くであろう社会人生活を「懲役」という単語にたとえたもの。こうした新入社員の悲鳴に対し、先輩社会人からも、

〈新社会人の皆さん。懲役40年へようこそ〉
〈新入社員の皆さん 懲役40年頑張ってね〉
〈新社会人のみんな、おめでとう! 今日から懲役40年の社畜生活のはじまりだ〉

 といった“エール”が寄せられた。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。