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ご安心を プロバイダ名やIPアドレスで所有者特定はできない

IPアドレスが表示されてもあわてないで(画像提供:シマンテック「ノートンブログ」)

IPアドレスが表示されてもあわてないで(画像提供:シマンテック「ノートンブログ」)

 インターネットには便利な反面、落とし穴もある。「不正請求」「個人情報取得」など、ネット上で巻き起こるトラブルの対処法を調査した。具体的な事例をもとに、紹介しよう。

 例えば、高額な請求とともに自分が契約しているプロバイダ(ネット接続業者)名と「IPアドレス」なるものが表示され、住所や電話番号なども相手に知られてしまったと思って不安になってしまうケースがある。

 IPアドレスとはインターネットに接続する機器に割り当てられた数字のこと。「自分だけの番号がバレてる」と焦ってしまいがちだが、怖がる必要はない。

「プロバイダ名やIPアドレスは、サイト管理者であれば誰でも見られるもので、住所や電話番号といった個人情報とはまったく別。そこから所有者まで特定できない。『秘密の個人情報を取得した』かのように見せてお金を払わせるのが目的。気にすることはありません」(ITジャーナリスト・三上洋氏)

※週刊ポスト2017年4月14日号

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