家計

定期券代を安くするテクニック 2割以上節約できる場合も

区間を“分割”することでさらに安くなるケースも

区間を“分割”することでさらに安くなるケースも

 新年度が始まり、ターミナル駅の定期券売り場には長蛇の列ができている。毎回、切符を買うよりはるかにオトクなのが「定期」だが、その定期代をさらに節約する方法がいくつか存在する。

【その1】長期間買う

 1番簡単にできるのが、「1か月」よりは「3か月」、「3か月」よりは「6か月」を買うという方法だ。例えばJRの「東京駅⇔八王子駅」の場合、

・1か月=2万1880円
・3か月=6万2360円(1か月あたり2万787円)
・6か月=11万4780円(1か月あたり1万9130円)

 となっており、その差は歴然。ただし長期の定期の場合、紛失のリスクは存在する。

【その2】ポイントを貯める

 近年、鉄道会社の多くはクレジットカードを発行しており、ポイントが貯まるサービスを行っている。こういったクレジットカードで定期を買うことにより、ポイントを貯めることができる。たとえばJR東日本の「『ビュー・スイカ』カード」の場合、定期代が年10万円なら、「600ビューサンクスポイント」がつき、1000円分のSuicaに交換することができる。

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