インバウンド観光客に向けて一般住宅を宿泊所に活用する民泊がヒートアップ、さらにはブランドバッグを使わない時だけ他人に貸す――こうしたレンタルサービスなども流行しているという。このように売ったり買ったりするのではなく、一時的にシェアするサービスに注目が集まっているのだ。
たとえば、家の敷地内の空きスペースもシェア可能。もしも、車やバイクが1台でも停められるスペースがあれば、『アキッパ』というサービスを利用して、駐車場として貸し出しすることができる。
『アキッパ』では全国1万か所以上の駐車場を貸し出しており、駐車場代の安さで借り手からの人気も高い。例えば東京・六本木の一般的なコインパーキングは15分で200円以上だが、『アキッパ』なら110円ほどで借りられる。なぜか?
「スマホで予約と料金の決済ができるので、精算機が不要。誰が借りているかを把握できるので安心で、当て逃げなどのトラブルもありません」(アキッパ代表・金谷元気さん)
15分単位で貸出可能で、料金も日時によって自由に変更できる。住宅街のど真ん中の家の空きスペースでも、宅配業者などに重宝されている。