インフォマート(2492)市場平均予想(単位:百万円)
企業概要
同社は、フード業界の「受発注BtoBプラットフォーム」で成長を遂げ、シェアトップの地位を確立した企業です。そして今、「2020年にあらゆる業界にBtoBプラットフォームを提供できる企業」となることを目指して、他業界へのビジネス展開を積極的に進めています。
典型的なプラットフォームビジネスを営む同社の収益は売上高の95%が月額システム使用料で構成されており、総利益率は70%という高い水準で推移しています。高利益体質ということもあり、財務内容はキャッシュリッチな内容となっています。主力の受発注事業を拡充し、利用企業の増加を見込んだシステム開発など成長に向けた先行投資を積極化していることや、フード業界以外での事業提携が活発化していることなど、事業基盤の強化・拡大を感じられる企業だと思います。
注目ポイント
17/12期1Qの業績は利用の拡大によって増収増益で着地。通期、18/12期共に2桁成長が見込まれています。事業の軸、BtoBプラットフォームの活用による事業領域の拡大、業績成長が期待できる企業です。
ストックビジネスモデルによる利益成長と、その成長性が評価されていることから、株価はやや割高感が感じられる水準まで上昇しています。PERは65倍となっているものの、保守的と見られる(人件費を多く見積もっていることなど)ことから、利益の計画上振れが期待できるかと思います。
財務内容が盤石で、ストック収益によって利益が売上以上に積み増しされていくモデルであること、事業領域が拡大することで利用企業数の増加が見込まれることなど、成長の可能性は高く評価されるところです。
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