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薬局でもらう薬の「一包化」をやめる…他、薬代の節約術

薬代にも「節約術」がある

薬代にも「節約術」がある

 1回に服用する薬が何種類もあると、のみ忘れてしまったり、どれをのめばいいのかわからなくなることがある。そうした失敗を防ぐために、調剤薬局で行われているのが薬の「一包化」だ。

「複数の薬剤を服用するタイミングごとに1回分ずつ小さな袋にセットするのが一包化です。手間のかかる作業なので、通常の費用に加えて『一包化加算』という料金がかかっています」(薬剤師の水八寿裕さん、以下「」内同)

 たとえば、28日分の薬を一包化するために、患者が支払うのは1回につき380円。

「高齢の患者さんなどで、自分がのむ薬を数えられなかったり、のみ方が複雑でのみ忘れてしまったりするような場合は一包化すると安心です。でも、まだ自分で服用する薬を数えられて、のみ忘れもないなら、あえて一包化する必要はありません」

 薬の一包化は医師の指示によって行われている。不要な場合は、診察時に医師に「一包化しなくても大丈夫」と伝えるか、薬剤師に「医師に必要ないと伝えてほしい」と相談してみよう。

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