冬目前のこの季節。衣替えが必要になってくる頃だが、コートなどの冬服は高価なものが多く、毎年買い替えていたら、出費がかさんで仕方ない。とはいっても、何年も同じ服ばかり着ていたら、毛玉だらけになったり、穴が空いたりしてしまうので、いつかは買い換えなければいけない──。
そういった悩みを解決するには、できるだけ安いお金で洋服を買うしかないわけであり、そうなるといわゆる“セール”を活用するのが得策となる。
基本的にセールでしか服を買わないというのは、30代会社員の女性Fさん。オシャレにはそこまでこだわっている方ではないが、ファストファッションはあまり利用していないという彼女は、こんなセール活用術を実践しているという。
「セールはどんな時期でもやっていますが、割引率が最も高いのはシーズンが終わった頃です。冬服であれば3月から4月くらい、夏服であれば9月から10月くらいがもっとも安くなる。私は、その“シーズン終わり”のセール時に、次の年に着るための洋服をまとめ買いすることにしているんです。シーズン終わりであれば、50%オフなどは当たり前で、70%オフくらいまでは視野に入ります」(以下同)
ファッションは毎年移り変わっていくものなので、そのシーズンに売れ残ったものは次の年にはあまり売れなくなってしまう。そのため、シーズン終わりのセールは、いわば在庫処理のようなものであり、だからこそ割引率も高いのだ。