住まい・不動産

大学に入って一人暮らしするならここに住もう【東大・一橋大学編】

憧れの大学に合格して上京、どこに住むかは重要な第一歩(写真は東京大学の「赤門」)

 大学入試センター試験も終わり、いよいよ受験シーズンに突入。受験生の中には、大学に入ったら一人暮らしを始める人も多いだろう。住む場所の当たりハズレは、学生生活の充実度に大きく影響するもの。今回はライターの金子則男氏が東京大学と一橋大学に焦点を当て、それぞれに合格した場合、住む場所としてオススメの街を紹介する。

【東京大学】

 東京大学の場合、多くの学生は駒場(1、2年)と本郷(3、4年)の2つのキャンパスに通うことになります。しかし両キャンパスの中間は、赤坂や四谷、青山など、学生が一人暮らしで住むのは非現実的な街ばかり。もちろん、駒場から本郷にキャンパスが変わったタイミングで引っ越す学生も少なくないが、ここでは基本、在学中に引っ越さない場合のオススメの街を紹介しましょう。

(1)下北沢
 まず考えたいのは、若者の街・下北沢です。深夜まで開いている居酒屋、街に立ち並ぶ古着屋・古本屋・レコード屋・ライブハウス、劇団員やバンドマンが闊歩する街の雰囲気……サブカル臭が漂う下北沢は、この上なく刺激的。

 駒場キャンパスまでは歩きor自転車ですぐですし、本郷へも下北沢→代々木上原→(千代田線乗り換え)→根津というルートで、スムーズに通えます。なにぶん人気の街ゆえ、家賃は高めの設定になっていますが、物件は多いので、探してみる価値はあるでしょう。すぐお隣り駅の京王井の頭線の池ノ上、小田急線の東北沢も狙い目です。

(2)井の頭線沿線(富士見ヶ丘・久我山・三鷹台)
 井の頭線はおしなべて非常に家賃が高い路線ですが、その中でもっとも安いのがこの3駅。下北沢から10分強離れるだけで、家賃相場は2万円も下がります。とりわけ久我山は急行が停まるのでオススメ。本郷へは、吉祥寺乗り換えルート、明大前乗り換えルートなど、どちらもせいぜい1時間ですが、こちらは引っ越しが前提となるかもしれません。

(3)三鷹
 ここは都内随一の人気タウン・吉祥寺と言いたいところですが、あえて隣りの三鷹です。駒場ヘは吉祥寺乗り換えで30分弱ですし、本郷に行くには、中央特快で御茶ノ水まで一気に行けるのが魅力的(吉祥寺は中央特快は止まらない)。下北沢だけでなく、吉祥寺でも遊べるというのは、大きな魅力ではないでしょうか。

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