頻繁に失くしてしまったり、家に忘れてきたりして、外出時に困ってしまうのが、スマートフォン充電用のUSBケーブルだ。30代会社員の女性Kさんは、こう話す。
「Androidのスマートフォンを使っているんですが、購入時についてきた充電機とUSBケーブルを持ち歩いて、家でも会社でも使っていました。でも、外出先のカフェや、出張先のホテルなどで使っていたこともあって、1か月の間に3回ほどケーブルを紛失。その度に家電量販店で500円くらいのケーブルを買っていたんですが、お金がかかるなあと思い、100円ショップで100円のケーブルを10個ほどまとめ買いして、家に5個、会社に3個、いつも持ち歩いているカバンに2個常備しておくようにしました」
Kさんはスマホの充電用ケーブルのように、安いものは買い置きしておいたほうが便利だというが、同様の例はまだまだある。たとえば、イヤホンだ。30代会社員の男性Yさんの話。
「元々AV機器にはこだわる方で、スマホで音楽を聴くためのイヤホンも、3万円くらいのそこそこ高級なものを使っていたんです。しかし、ある時そのイヤホンをどこかに忘れてきてしまった。移動中の新幹線に忘れたと思うんですが、JRに問い合わせても出てこなかった。3万円のイヤホンを失くしてしまったのがあまりにもショックだったので、それからはいつ失くしてもいいように100円ショップで売っているイヤホンを使うようになりました。失くすたびに買いに行くのも面倒なので、5個くらいまとめ買いして置いてあります」