近頃、種類が豊富になっているコンビニエンスストアのサラダ。とりわけパスタサラダなど、“食事系”のサラダが人気となっているようだ。コンビニグルメに詳しいライターの小浦大生氏はこう話す。
「最近はヘルシー志向で、とにかく“野菜”が多いことがウリになる時代。パスタというと“糖質”メインになりますが、パスタサラダというと、糖質よりも野菜が強調され、ヘルシーなイメージになります。また、肉などの具も充実しているのが特徴で、野菜、タンパク質、炭水化物を一品で食べられるのが人気の理由でしょう」
たとえばセブン-イレブンでは『ジェノベーゼ風自家製生パスタサラダ』(首都圏限定、350円、税込み/以下同)といった、まさに食事のパスタに近いもののほか、『プリプリ海老のパスタサラダ』(298円)、『焙煎ごまドレッシングの豚しゃぶパスタサラダ』(298円)、『胡麻ドレッシングのラーメンサラダ』(298円)などが販売中。
「なかでも『焙煎ごまドレッシングの豚しゃぶパスタサラダ』は420kcalで、サラダにしてはかなり高カロリー。ただ、ドレッシングは自分でかけるタイプなので、カロリーが気になる人はドレッシングの量でコントロールできます」(小浦氏)
低カロリーの「こんにゃく麺サラダ」も
ローソンの食事系サラダもパスタソースを意識したラインナップ。『豚しゃぶのパスタサラダ(胡麻ドレッシング)』(298円)、『蒸し鶏のパスタサラダ(明太クリームドレッシング)』(298円)、『赤のパスタサラダ トマトドレッシング』(360円)などが販売中だ。
「『蒸し鶏のパスタサラダ(明太クリームドレッシング)』と『赤のパスタサラダ トマトドレッシング』は、冷製パスタのような感じ。それぞれドレッシングの味がしっかりしているので、これらのサラダをおかずに、パンなどと一緒に食べてもいいでしょう。一方、『鶏ささみとわかめのこんにゃく麺サラダ』(330円)は78kcalと低カロリーなので、ダイエットを意識する人にはいいのでは」(小浦氏)