投資

株主優待を入手するには権利確定日と保有株数のチェックが必要

 世界の株式市場の中でも日本だけが採用しているといわれる株主優待。保有株数に合わせて、自社商品の詰め合わせや優待券などが手に入るというお得な制度だ。それでは、株主優待を手に入れるための条件を、あらためて確認してみよう。

【1】権利確定日に株主になっていること

 優待の権利確定日は、銘柄によって異なるが、多くは2月、3月、8月、9月の末日に集中している。とはいえ、手続きの関係上、優待を手に入れるには、権利確定日の3営業日前(=権利付き最終日)までに株を買っておく必要がある。

【2】優待を受けるために必要な株数を保有していること

 たとえ権利確定日に株主になっていても、必要な株数を保有していなければ、優待を受けることはできない。また、保有株数によって、優待内容も変わってくるので注意したい。

 優待が届くまでの流れとしては、まず優待のある銘柄を選ぶ、そして権利付き最終日までに購入(2014年8月末日が権利確定日の場合、3営業日前、つまり8月26日までに購入)。そうすれば後日、株主優待品が自宅まで届けられるというわけだ。

※マネーポスト2014年夏号

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