100円ショップのアイディアグッズを世界の国々に持って行き、興味を示してくれた人の自宅について行って、実際に使ってもらう様子に密着する『ヒャッキン!~世界で100円グッズ使ってみると?~』(テレビ東京ほか、火曜18時55分~)。番組の総合演出を務める福本俊二さんが当初の制作意図を説明する。
「ヒャッキン商品は、かゆいところに手が届く、非常に日本らしい商品ですよね。一見何かわからないものも多いので、海外の人がどんなリアクションをするのか興味があったんです」
しかしフタを開けてみると、商品を通して見える人と人との絆や、その国の文化が見られると大好評を博した。
「1つの国に100種類以上の商品を持って行きます。最近、スペインとオランダで驚かれたのは『バーベキュー串』。スライドバーがついていて、串に刺さった食材がすぐ串から外せるんです。スペインではエスペトといういわしの串焼き、オランダではサテという鶏肉や牛肉などの串焼きを食べる文化があるので、非常に便利で使える!と喜ばれました」(福本さん。以下「」内同)
日本ではあまり需要がないものでも海外では必需品になる場合も。
「シンガポールで大人気だったのが、バナナスタンド。亜熱帯地域なので、バナナが青く硬いままで売られているシンガポールでは買って来たら宙に浮かすのが常識らしいです」
そんなヒャッキン愛溢れるスタッフの中でブームがあるという。
「『カードスタンドケース』という商品をみんな使っています。スマホに貼り付けると、動画を見る時にはスタンドになり、指を入れると落下防止になり、イヤホン巻きとカード入れにもなります」
※女性セブン2018年8月23・30日号