家計

全国32万店超で使える電子マネー「nanaco」活用の基礎知識

 セブン-イレブンやイトーヨーカドーをよく利用する人にとってお得なのが、電子マネー「nanaco」。年間利用件数は国内主要電子マネーとしては最大の約20億件にのぼる。割引きやお得な特典も多いnanacoを活用すべく、その基礎知識を紹介しよう。

nanacoの基本の使い方

【チャージ】
 お金を事前にnanacoへ入金(チャージ)する。残高が少なくなっても繰り返しチャージして使える。チャージは、セブン-イレブンやイトーヨーカドーのレジやセブン銀行ATM、nanacoチャージ機から可能。セブンカード・プラスなら、レジで自動入金ができたり、インターネットからもチャージ可能。

セブン-イレブンやイトーヨーカドーのレジなどでチャージできる

【使う】
 セブン-イレブンや百貨店、スーパー、飲食店などで利用可能。レジで支払い時に「nanacoで払います」と伝え、専用端末にかざすと「ピュリーン」という音が鳴り、支払い完了。

専用端末にかざすと「ピュリーン」という音が鳴り、支払い完了

【貯まる】
 セブンカード・プラスのオートチャージで0.5%、対象店舗での買い物で0.5~1.0%が付与されるので、合計1.0~1.5%のnanacoポイントが貯まる。有効期限はポイント加算期間の翌々年の3月末まで(当年4月1日から翌年3月末までに加算されたnanacoポイントが対象)。

対象店舗のポイント還元率は0.5~1%

nanacoってこんなマネー

【nanacoマークのあるお店で利用可能】
 nanacoはセブン&アイHDが発行する流通系電子マネー。全国のセブン&アイグループ各店をはじめ、ビックカメラやキリン堂などで使える。利用可能な店舗数は約32万店(2018年6月末時点)にのぼる。

【カード型とスマホアプリ型がある】
 nanacoには、カード型とスマホアプリ型の「nanacoモバイル」がある。カード型はnanaco単体と、一体型クレジットカードの2種類がある。

【お店のレジですぐに発行できる】
 セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどのお店で申し込み、その場で発行可能。インターネットで事前に申込書を作成しておくとスムーズに発行できる。発行手数料は300円(税込)かかるが、一体型クレジットカードとnanacoモバイルなら無料。

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