デートの際、男性が女性に奢るべきである――という主張はネットでは叩かれがちだがこの主張を自身のブログで展開しているのは“婚活芸人”として知られるお笑いコンビ・ハナイチゴの関谷友美(34)だ。だが、彼女のブログをウォッチし続けているネットニュース編集者の中川淳一郎氏は「そこまで叩く必要はないのでは」と考えているという。その理由について解説する。
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関谷さんは婚活イベントへ行ったり合コンに行ったことを報告するなど、積極的に結婚願望を明かしています。先日、彼女が「デート全奢りにこだわる理由」についてブログを書きました。このブログを基にしたニュース記事に対しては、「なんだこいつ」「お前みたいなブスに奢るの?寝言は寝て言え」「事故物件乙」などと、「ネタりか」で辛辣なコメントが続々と書き込まれていました。
「現代の人にそれを言ったら、結婚相手いないんじゃね 笑」というコメントは賃金が上がらない昨今、全額奢ってくれる財力を持つ男性に会うのは難しいんじゃないか、という冷静な指摘です。
彼女が全奢りにこだわる理由は、「大切にされてない=脈がない」と感じることにあります。また、物心ついた時に見ていたテレビではバブル男が登場しており、以下のように考えるようになったとブログで説明しました。
〈イケてる女はディスコのお立ち台で踊り、アッシー・メッシーを抱えるのもだ!! とこれまた刷り込まれました笑 なので、不景気になって時代が変わっても、バブリーな男=かっこいいと潜在的に思ってしまいます〉(原文ママ)