若い女性を中心に流行しているタピオカドリンク。渋谷や原宿ではタピオカドリンク専門店に行列ができることも珍しくないが、一方でコンビニエンスストアで販売されるタピオカドリンクも人気化している。コンビニグルメに詳しいフリーライターの小浦大生氏はこう話す。
「期間限定の商品もあるのですが、コンビニでもタピオカドリンクは大人気。有名なタピオカドリンク専門店に行かずとも、その味を体験できるという意味では、需要も高いと言えるでしょう」(小浦氏、以下「」内同)
たとえば、表参道や渋谷などに店舗を構えているタピオカドリンク店「THE ALLEY」(ジ・アレイ)であれば、『THE ALLEY 三食感ミルクティー』のMサイズが600円(税別、以下同)、『THE ALLEY アッサムタピオカミルクティー』のMが500円、『黒糖タヒ゜オカラテ』のMが650円、といった価格設定となっている。
またタピオカミルクティー発祥の店とされる「春水堂」であれば、『タピオカミルクティー』が500円、『タピオカ抹茶ミルク』が550円などといった価格だ。
「専門店では500~600円程度ですが、コンビニであれば量はちょっと少なめでも300円以下。味の違いは好みですが、ちょっとタピオカが飲みたいというときにはコンビニのドリンクは悪くない選択肢だと思います」
ファミマはオリジナル商品で勝負
大手コンビニ3社はどんなタピオカドリンクを販売しているのだろうか。小浦氏が実際に飲み比べてみた印象を紹介しよう。
ファミリーマートでは、プライベートブランド「FamilyMart Collection」から以下のタピオカドリンクが販売されている。
『タピオカミルクティー』(製造・安曇野食品工房)221円 内容量255g
『タピオカカフェオレ』(製造・安曇野食品工房)221円 内容量255g
『タピオカココナッツミルク』(製造・エルビー)221円 内容量255g
「タピオカの食感もしっかりあって、飲んで食べるデザート飲料といった感覚。量はちょっと少なめで物足りなさもありますが、その分飽きずに飲みきれます」