コツコツ貯める派に根強い人気の500円玉貯金。500円玉を手に入れようと、支払いの時に計算したり、お金を数えることで脳の活性化にもつながるという。とはいえ、続けられればあっという間に貯まるのが魅力である反面、“500円玉貯金にありがちな失敗”を機に挫折してしまう人も少なくない。ここではありがちな失敗で一度は挫折を味わったものの、それを克服した人たちの体験談を紹介しよう。
【1】ついつい使ってしまう
「500円玉をお賽銭と思って、貯金箱に入れています。この時、“お金持ちになれますように”と神社でお願いするみたいに拝むと、簡単に使えない気持ちになります」(37才・契約社員)
【2】開けられない貯金箱を使っているのに、挫折する
「以前は開けられないタイプを使っていましたが、中にいくら入っているかわからず、途中で開けてみたら、思ったより貯まっていないことにがっかりし、挫折してしまいました。そこで、簡単に開けられるタイプで新たに貯め始めたのですが、頻繁に中身が確認できるので貯まっていく過程が実感できてやる気になり、結果、すぐに10万円貯めることができました」(41才・自営業)
【3】500円玉欲しさにお札を使うのが無駄遣いのように思えてきて挫折
「以前は500円玉欲しさに100円、200円のお菓子を無駄に買っていました。しかしこれではいかんと、無理に500円玉をつくることをやめ、お財布にある時だけ、貯金するようになりました。そうしたら無駄遣いも減り、2か月で1万円貯まりました」(55才・パート)
【4】電子マネー支払いで500円玉が手に入らない
「以前は便利さを優先し、コンビニでも電子マネーを使うことが多く、お釣りで500円玉が手に入りませんでした。そこで、まず2週間、カード払いをやめて現金で支払うことにしたら500円玉も手に入るようになり、お金の価値を改めて実感し、無駄遣いも減りました。今ではほとんど現金払い。500円玉貯金も5年以上続いています」(35才・会社員)
※女性セブン2018年10月11日号