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家具店のベッドで爆睡…他 社会人が自分の疲れを自覚した赤っ恥体験集

自分がこんなに疲れているとは思わなかった…(イメージ)

 社会人たるもの、自分の健康管理に気を配るのは最低限の努めだが、自分がいかに疲れているかを知るのは案外難しい。何かをしている時に、「あっ、休んだほうがいいかも」と気がつくこともあるはずだ。日々、激務と戦うビジネスマンたちに“疲れを自覚した時”を聞いてみた。

 ケンタさん(40代・食品)は、自宅の引っ越し準備をするために訪れたショッピングモールで、赤っ恥をかいたという。

「今度の家は少し広くなることもあり、色々なものを買い換えようと大型ショッピングモールに行った時のことです。家具コーナーでベッドの寝心地を試しているうちに、そのままグッスリ。ふと気がついたら30分近く経っていました。寝返りまで打ったようで、ポケットに入れていた財布やスマホがベッドの上に飛び出ていました。盗まれなかったのは良かったのですが、そもそも『休憩するところではありません』と書いてあるのに、本当に迷惑ですよね……」

 家電量販店のマッサージチェアでウトウト寝ている人もよく見かけるが、ベッドで寝てしまうのは疲れ過ぎ。ケンタさんは店員に起こされなかったが、別のケースで「店員に起こされた」というのはヨウスケさん(30代・自営業)だ。

「休日の昼、近所のラーメン屋に行きました。そのラーメン屋には何年も通っているので、メニューも見ずにラーメンとビールを注文。店のテレビを見ながらラーメンを食べていましたが、食べている途中で寝てしまい、店の主人に起こされました。主人には、『食べ終わってウトウトする人は多いけど、食べてる最中に寝る人は初めてだよ』と笑われました」

 赤ちゃんはよく食べている最中に寝てしまうことがあるが、まさか大人がやってしまうとは……。リョウさん(50代・教員)は恥こそかかなかったものの、大金をドブに捨てたという。

「学生時代に好きだったロックバンドが久々に来日するというので、コンサートに出かけた時のこと。そのバンドは超大御所で、チケット代は1万数千円。観客の平均年齢は高く、コンサートが始まっても観客は座ったままでした。

 1曲目にいきなりバンドの代表曲をやったので、とてもビックリしたのは覚えているのですが、ゆったりしたテンポの代表曲を聞くうちに寝てしまったようです。ふと我に返って周りを見ると、私以外は全員立っており、メンバーが『サンキュー、グッバイ!』と言って、ステージを去るところでした。代表曲1曲だけ聞き、後はメンバーがステージを立ち去る背中を見ただけで、1万数千円が消えてしまいました……」

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