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脂肪も彼氏も… 私たちが「平成最後」にサヨナラするもの

平成最後に捨てるものを捨てて、気分一新で令和デビュー

平成最後に捨てるものを捨てて、気分一新で令和デビュー

 新元号「令和」の発表を受けて、いよいよ「平成が終わる」という感覚が現実味を帯びてきた。新時代を迎えるにあたり、さまざまなモノやコトを見直し、片付けようとする“平成最後の断捨離”を決意する人たちが増えているようだ。SNSでも「GW前に断捨離」「令和に向けて断捨離」「平成最後の大掃除」などと、来る令和に向けて、生活を整理しようとする人たちが多く見られる。実際に断捨離を計画していたり、実行中だという人に、実際に何を断捨離しようとしているのかを聞いた。

脂肪を捨てて新しい自分に

 20代の男性会社員・Aさんは平成元年生まれ。小さいころから肥満体型だったといい、あまり良い思い出がなかったという。大学時代には無理なダイエットの末に、90キロから60キロに激痩せするも、現在はリバウンドしてしまって元通りだ。Aさんが平成最後に「脂肪」を捨てる決意は固い。

「昔から体型にコンプレックスがありました。学生時代は既製の体操服のサイズがなかったり、サッカーでキーパーを無理やりさせられたり、無駄におっぱいをもまれるなど、とにかくイヤな思い出しかありません。新しい時代を機に、新しい自分になりたいです」

 大学時代には一度、ダイエットに成功したこともあったが、そのときとは事情が異なるだけに真剣だ。

「大学時代に痩せられたのは、好きな女性に告白するためでした。その彼女とは交際できたのですが、昨年、フラれてしまいました。今度は、そうした“平成の悲しみ”を癒すためにも、じっくりと無理なく痩せていきたいです」(Aさん)

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