バリエーション豊かなトッピングが人気となっているカレーチェーン「CoCo壱番屋」(以下、ココイチ)。中でも定番のトッピングとして人気なのが「ロースカツ」だ。外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏が説明する。
「グランドメニューに掲載されている『ロースカツカレー』は795円(税込、以下同)。トッピングで『ロースカツ』を頼むと290円です。ココイチでは通常の『ロースカツ』の他に、『手仕込みとんかつ』、『手仕込みヒレカツ』というトッピングもありますが、こちらはいずれも463円。つまり、『ロースカツ』は、“リーズナブルな方のとんかつメニュー”という位置づけです。
『ロースカツ』は、ココイチのトッピングの中で、No.1と言っていいほどの人気でしょう。『ロースカツカレー』を基本と考えて、そこにトッピングをするというお客さんも大勢います」
ココイチの『ロースカツカレー』に魅力について、愛好家たちに話を聞いた。
とにかくカツカレーの「安定感」はすごい
30代の男性会社員・Aさんは、ココイチの大ファン。少なくとも週に2回は行くというが、5割以上の確率で『ロースカツカレー』を注文するという。
「いろいろなトッピングを試しましたが、結局『ロースカツカレー』の安定感がすごい。シンプルにおいしいし、お腹もいっぱいになります。そこに、『チーズ』(217円)とか『ほうれん草』(226円)などのトッピングを追加することも多いです。
好きなのはやっぱり『チーズ』。最初はテーブルにあるソースをロースカツにかけて、カレーのルーをちょっとずつ絡めながら食べる。途中からは、ロースカツにチーズが入ったルーをたっぷりかけて食べる……といった感じで、お皿の上で味変させながら食べます」