令和が始まり、新天皇が即位されてはや3か月。今年は、例年以上に皇室行事が多いため、中高年や女性中心に皇室関連ツアーが人気になっているという。
1都3県や都心での日帰り旅行に特化したツアーが人気の旅行会社『ポケットカルチャー』では、5月に一般参賀日帰りプランを実施したほか、10月22日に祝賀御列の儀(ご即位パレード)を見学する日帰りプランも発売中で盛況だ。また、明治記念館と迎賓館赤坂離宮を巡るツアーなども人気となっているという。
明治記念館の本館は、赤坂仮皇居の御会食所として明治14年に建てられ、大日本帝国憲法草案審議の御前会議も開かれたゆかりの地。入口に「憲法記念館」の石碑があるのもそのためだ。一方、迎賓館赤坂離宮は、明治以降の建造物で初の国宝に指定された日本の洋館の最高峰。嘉仁皇太子(のちの大正天皇)の東宮御所として建てられたものだ。
他にも、東京の皇室関連ツアーでは、タクシーを利用したツアーもある。
東京にある皇室ゆかりの地をタクシーで気軽に周れると人気なのが、日の丸交通の「大人の社会科見学コース」。まずは車窓から皇居を見て、国会議事堂(60分)、迎賓館赤坂離宮(60分)、東京都庁展望台(40分)を見学する5時間のコースだ。
都内の対応エリアであれば、好きな場所へ送迎してくれるのも魅力。料金は一般車4人乗りで2万4630円~(詳細は、https://hinomaru.tokyo/kankoまで)。
※女性セブン2019年9月5日号