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FOMA終了決定でガラケーユーザーたちが感じる「潮時」

いよいよ終わりの時が近づいてきたガラケー

いよいよ終わりの時が近づいてきたガラケー

 NTTドコモは、第3世代(3G)通信方式の「FOMA」と「iモード」を2026年3月31日でサービス終了とすることを発表した。第4世代(4G)通信方式が広く普及し、スマートフォンが主流になっている現在、さらに今後は5Gの導入が近づいており、通話やメール、簡単なネット接続をメインとしたいわゆる“ガラケー”は、いよいよ終焉を迎えようとしている。

 泣いても笑っても、今のFOMAは2026年4月以降使えなくなってしまうわけだが、NTTドコモのみならず、すべてのキャリアのガラケーユーザーたちは、すでに“終わりの時”を感じ始めているようだ。

 会社員Aさん(40代、男性)は大学生のころからずっと携帯電話を使用し続けている。現在はノートパソコンのほかタブレット端末も持ち歩き、複数のガジェット機器を駆使しているが、通話に使うのは今でもずっとガラケーだという。

「仕事柄、外でネットを使わなければならないことも多くて、ノートパソコンとタブレットを常に持ち歩き、モバイルWi-Fiでネットに接続しています。スマホは使う機会がなく、通話はずっとガラケーのまま。でも、最近はガラケーを持っていると、いろんなところでイジられる(笑)。いろんなガジェット機器をあまり使わない人ならいざしらず、めちゃくちゃ使ってるのに、電話はガラケーなの!?って。料金も安いからガラケーは助かると思っていたんですが、仕事上でSNSでのやりとりが増えてきたことを考えても、そろそろスマホに替えるタイミングなのかなって思いますね」

 フリーの雑誌編集者・Bさん(30代、女性)は、ガラケーとスマホの2台持ちだが、ガラケーを使う機会はかなり減っている。

「元々、ガラケーは通話用、スマホはネットやSNS用という形で2台持ちにしていたんです。でも、気がついたら通話もLINEですることが増えているし、テキストの連絡もLINEがメインで、ガラケーの方にSMSが届くこともほとんどない。正直ガラケーを使うのは1か月で2~3回くらい。さすがにもうガラケーは要らないかなと思っています」

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