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薬代が割引となる「お薬手帳」 アプリ化で持参も容易に

「お薬手帳」持参で薬代が1回約40円割引に

「お薬手帳」持参で薬代が1回約40円割引に

 医療保険から病院や薬局などの医療機関に支払われる「診療報酬」が、2016年春に改定された。院外処方で調剤薬局を利用した際に、薬局に支払う薬代のしくみも変更され、「あるモノ」を薬局に持参すると薬代が安くなるようになった。

 薬代を割り引いてくれるのは、「お薬手帳」だ。お薬手帳は、処方された薬の名前や用法、用量などを記録しておく手帳のこと。処方箋と一緒に薬局に提出すれば、複数の病院にかかっている場合に薬の重複や悪い飲み合わせがないかを薬剤師がチェックしてくれる。

 また、薬のアレルギーや副作用なども記録しておくことで、かかりつけではない病院にかかったときでも、より安全な薬の処方につなげることができる。

 このお薬手帳を薬局に持参すると、薬代として薬局で支払う自己負担額が、持参しない場合より1回につき約40円安くなるのだ(3割負担の場合)。たかが40円とはいえ、同じ薬をもらうだけなら安いほうがいいに決まっている。これまで使ったことがない人も、お薬手帳を発行してもらう価値は十分あるだろう。

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