マイナス金利の影響で、来年から貯金型保険料がアップすることに。「じゃあ、今年中に新規加入した方が得なの?」と焦るなかれ! まずは手持ちの保険を見直すことが先決。専門家が太鼓判を押す、今イチオシの生命保険を紹介する。
見直しの際、気をつけたいのが、“必要保障額”。ファイナンシャルプランナーの山口京子さんは、ここに無駄が多いと指摘する。
「よくあるのが、独身なのに死亡保障が2000万円もあるなど、入りすぎているケース。必要以上の保障は無駄です」(山口さん)
生活文化センターの調査によると、1世帯の保険金額は平均で年間約38.5万円。30年払ったら1000万円以上に。なんとなくや、つきあいなどで、払う額ではない。
「子供が独立すれば、数千万の保障は不要。そのつど必要な保障を見直し、保険はなるべく安く買って」(保険評論家でファイナンシャルプランナーの長尾義弘さん)