記事一覧
日本政府に中国と同じコロナ対策ができるか?
世界の株式市場を「コロナ・ショック」が襲っている。3月9日の日経平均株価は▲5.4%、香港ハンセン指数は▲4.2%、韓国総合指数は▲4.2%、上海総合指数は▲3.0%下落するなど、この日のアジア市場は大きな下落に見…
2020.03.11 07:00
田代尚機
伊藤忠商事:安定感際立つ商社株、堅調な株価推移を期待
企業概要 伊藤忠商事(8001)は、1949年設立の繊維業を祖業とする非財閥系の大手総合商社。288の子会社・関連会社および9つのセグメント(「その他」含む)で構成され、傘下には、Doleやファミリーマート、伊藤忠…
2020.03.09 20:00
戸松信博
トヨタの「スマートシティ構想」がスマートではない理由
企業がスマートシティの実証都市を立ち上げる──トヨタ自動車の「コネクティッド・シティ」プロジェクトが、2021年に着工される予定だ。はたしてこのプロジェクトにどのような意味があるのか。経営コンサルタント…
2020.03.05 07:00
大前研一
中国で「生産活動が半分停止」状態、景気回復への道は?
新型コロナウイルスの感染拡大で、足元の中国景気は大きく減速している。中国国家統計局、中国物流購買連合会が2月29日に発表した2月のPMIは、製造業、非製造業ともに大幅に悪化している。 製造業は前月と比べ14…
2020.03.04 07:00
田代尚機
新型コロナ相場で波乱のマーケットに投資家はどう臨むべきか
新型コロナウイルス感染拡大による金融市場への影響は深刻化しており、日経平均株価の2月28日の終値は約21000円と前週末の終値と比べて2000円ほど下落。日本に限らず、世界各国の株式市場が急落に見舞われた。マ…
2020.03.03 20:00
池辺雪子
三浦工業:盤石な事業基盤を評価し、調整時を狙った買いを検討できる
企業概要 三浦工業(6005)は「ミウラのボイラ」お馴染みの、ボイラの国内トップメーカー。 ボイラとその関連機器の製造販売・メンテナンスを軸に、その事業展開で培ったボイラ技術やエネルギー有効利用技術、水…
2020.03.02 20:00
戸松信博
コロナ収束後の日本社会の働き方はどう変わるか
新型コロナウイルスの感染拡大とともに、リモートワークの推進や時差通勤など「働き方」において多くの変化が起こっている。そのうえで今回の動きが、将来的な日本人の働き方に大きな影響を与えるのではないか、…
2020.02.29 16:00
中川淳一郎
新型コロナ流行でも中国本土株式市場が堅調な理由
新型コロナウイルスの猛威が続く中で、2月の中国本土株式市場は活況を呈している。春節休暇明けの2月3日と2月21日時点の株価を国際比較すると、香港ハンセンは3.6%、NYダウ、韓国総合は2.1%、日経平均は1.8%上…
2020.02.26 07:00
田代尚機
国内FX会社と海外FX会社、取引条件や課税面での違いを解説
FX(外国為替証拠金取引)トレーダーの中には、日本在住ながら海外のFX会社を利用する人もいるようだが、国内のFX会社とはどのような違いがあるのだろうか。FXのカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さ…
2020.02.21 20:00
池辺雪子
中国全土で進む居住区の出入り制限 それでも感染拡大は止まらない
日本でも、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される段階に入ってきた。二次、三次と感染が広がる中で、もはや水際対策では効果を成さない。国内における医療体制の充実、感染予防対策の実施が急務となるだろう…
2020.02.19 07:00
田代尚機
築地市場跡地の再開発計画 「MICE誘致」の大きな問題点
東京・築地市場跡地の再開発計画が進行している。だが、小池百合子都知事肝いりのこのプランに苦言を呈するのは、経営コンサルタントの大前研一氏だ。築地再開発計画のどこに問題があるのか、大前氏が解説する。…
2020.02.18 07:00
大前研一
テンポイノベーション:10万円以下で買える高成長&好還元銘柄
企業概要 テンポイノベーション(3484)は、飲食店舗物件の転貸に特化した独自のビジネスモデルで成長。不動産オーナーから賃借した店舗物件を、飲食店テナントに転貸する「店舗専門の転貸借事業」を展開していま…
2020.02.17 20:00
戸松信博
新型コロナ蔓延で中国経済の構造変化、成長が期待される産業も
新型ウイルス肺炎の猛威が収まらない中、中国は経済活動の再開に踏み切った。中国国務院は2月8日、「疫病を科学的に防ぎ、コントロールし、企業の生産開始を秩序立てて上手くやるための業務を切実に強化すること…
2020.02.12 07:00
田代尚機
トーメンデバイス:半導体関連の隠れた出遅れ銘柄か
企業概要 トーメンデバイス(2737)は、「世界のサムスン」製品の商権を武器に成長遂げる専門商社です。半導体、液晶の専門商社で、サムスングループの半導体、電子部品を国内外のメーカーに販売しています。メモ…
2020.02.10 20:00
戸松信博
新型コロナ相場 事態終息の気配なくとも株価や為替が反発するワケ
新型コロナウイルス(新型肺炎)の感染拡大により、2月に入っても金融市場は重苦しいムードが漂うと思われたが、第1週目で日経平均は一時24000円をうかがうほどまで反発した。新型コロナウイルスの騒動は一向に終…
2020.02.10 20:00
池辺雪子
品薄マスクを高額転売… 「日本人の民度」はここまで低いのか?
中国・武漢発の新型コロナウイルスは世界中を混乱に巻き込んでいるが、春節の時期と重なったことで中国人観光客が日本に大挙して押し寄せたこともあり、ドラッグストアやコンビニではマスク不足の事態になってい…
2020.02.08 16:00
中川淳一郎
新型コロナによる金融市場の混乱、抑え込みにかかる中国当局の対応
上海総合指数は春節休場明けの2月3日、▲7.7%の下落となったものの、4日は1.3%上昇しており、一旦下げ止まった格好に見える。 中国の金融当局、金融業界は“市場を安定させる”といった重責を担っている。中国人…
2020.02.05 07:00
田代尚機
新型コロナは日本株の値動きにどう影響するか SARS騒動時を参考に分析
感染拡大を続ける新型コロナウイルス(新型肺炎)の問題は、金融市場にも大きな影を落としている。この話題が大きく報じられるようになって以降、日経平均株価も2週連続安を記録。2月3日には、春節の大型連休明け…
2020.02.03 20:00
池辺雪子
大前研一氏 円安が日本経済低迷の元凶、「円高=悪」論は捨てよ
低空飛行が続く日本経済。その本質的な問題解決のためには、どこに注目すればよいのか。経営コンサルタントの大前研一氏が解説する。 * * * 2020年の世界経済は、アメリカとイランの対立で中東情勢が極度…
2020.02.03 07:00
大前研一
テレビ番組の取材依頼を受けて実感した「下請け会社」の疲弊
業務の効率化のために外注をすることは普通のことだが、その結果、発生してしまいがちなのが発注主による下請けへの無茶振りである。自社の内部では「働き方改革」が進んでいるかもしれないが、その皺寄せは下請…
2020.02.01 16:00
中川淳一郎