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バブル の記事一覧

かつてのバブル崩壊により「バブルの反省・忌避」の気運が高まったが…
ネガティブな文脈で語られがちな「80年代バブル景気」への誤解 「反省の気運」の行き過ぎが科学技術の発展に影を落とす“負の側面”も
 日経平均株価の高騰が続き、業績を拡大する企業も増加し、さながら「令和バブル前夜」の様相を呈している。バブル期の1989年に記録した、日経平均株価の最高値3万8915円を超えるのも時間の問題とも囁かれており、…
2024.02.13 07:00
週刊ポスト
1980年代バブルと今の時代の類似点と相違点とは?(写真は1988年の東京証券取引所/時事通信フォト)
【令和バブル前夜】牽引するのは海外投資家、恩恵を受けるのは富裕層 庶民に景気回復の実感なく「80年代バブルのようにはなりにくい」
 日経平均株価の高騰が続き、いよいよバブル崩壊直前の史上最高値(3万8915円)に迫ってきた。業績拡大の企業も続出し、さながら令和バブル前夜の様相を呈している。この先、あの1980年代の熱狂が再び訪れるのか──…
2024.02.12 07:00
週刊ポスト
三菱重工は国内外の国家プロジェクトに食い込み、存在感が増している(時事通信フォト)
【好調・三菱グループ】80年代のバブル期と重なる存在感、三菱重工の復活は令和バブルのトリガーとなるか
 今年に入り、日経平均株価がバブル後の最高値更新を続けている。株価を牽引する一角として注目されているのは、長きにわたり日本経済を下支えしてきた企業集団・三菱グループだ。「御三家」とされる三菱UFJフィナ…
2024.01.30 07:00
週刊ポスト
中国不動産の需要と供給のバランスとは(北京。Getty Images)
【中国・不動産不況】北京市の豪邸、37億円で売りに出されるがまだ買い手はつかず 固定資産税がない社会では需給調整が働かない
 中国では不動産不況が囁かれているが、そうしたなかでも、北京市一等地の物件には驚愕の値段がついているようだ。 北京東城区南池子大街にある四号院(伝統的な様式の住宅)を1億8000万元(36億9000万円、1元=2…
2023.10.18 07:00
マネーポストWEB
中国で不動産バブルが拡大する構造的な問題とは(恒大集団が手掛ける住宅団地。Getty Images)
中国で不動産バブルが拡大する構造的問題 土地公有制でありながら市場経済を導入した矛盾
 恒大集団が米国破産法15条の適用を申請、大手ディベロッパーの債務支払い遅延が発生するなど、中国の不動産不況は深刻だ。 2023年上半期における中国の経済活動別GDPをみると、不動産業の割合は6.5%に過ぎない…
2023.08.30 07:00
マネーポストWEB
日本では40年ほど長期的な金利低下トレンドとなっている(写真:イメージマート)
日本の金利はなぜ40年近く下がり続けてきたのか? 世界経済の構造変化とバブル再燃を恐れた金融当局
 米国の利上げや日本銀行による金融政策など、金利にまつわるニュースが注目を集めている。これまで金利はどのように推移していき、どのように経済と結びついてきたのだろうか。著書『教養としての「金利」』が話…
2023.08.18 07:00
マネーポストWEB
婚約した途端に彼女が豹変したわけとは?(イメージ)
「娘に共働きはさせないで!」 バブル世代の“婚約者の親”から無茶な結婚条件を提示された20代男性が感じる価値観の違い
 岸田文雄・首相が掲げる「異次元の少子化対策」は子育て世帯の支援が中心だが、一方、日本の出生率低下に歯止めがかからない根本原因として「婚姻数の減少」も指摘されている。出生率を上げるため、適齢期の未婚…
2023.08.08 15:00
マネーポストWEB
バブル景気を象徴した煌びやかなディスコ(写真はジュリアナ東京/共同通信社)
1980年代、バブル景気はどう生まれ、どう弾けたのか 猫も杓子も「財テク」、NTT株が318万円だった時代の実像
 最近、ニュースでは何度も「日経平均のバブル後最高値更新」の見出しが躍っているが、はたして「バブル」とはどんな時代だったのか? 1980年代後半から始まった狂乱の景気の実像に迫る。 週末の夜ともなれば街…
2023.07.01 15:00
週刊ポスト
熊本・菊陽町では半導体世界最大手「台湾積体電路製造(TSMC)」が工場を建設中で地価も上昇
半導体工場新設で熊本以外でも「土地バブル」の萌芽 北海道千歳市では5兆円の投資規模
 地方には、空前の“土地バブル”が始まっている場所がある。かつて熊本県菊陽町は、阿蘇山を望み、ニンジン畑が広がる長閑な風景を趣としていた。だが、2021年からそんな景色が一変した。 田畑だった土地には「建…
2023.03.26 11:00
週刊ポスト
建設が急ピッチで進められる半導体世界最大手「台湾積体電路製造(TSMC)」の工場
「半導体バブル」に沸く熊本・菊陽町の狂騒 畑は買い上げられ地価急騰、パチンコ店も連日満員
 熊本空港にほど近い熊本県菊池郡菊陽町。阿蘇山の山裾から緩やかに広がる平野で、幹線道路の両側はニンジン畑など田畑が広がる長閑な地域だ。昨年来、そんな景色に“異変”が起きている。町を通る国道の北側に位置…
2023.03.16 07:00
マネーポストWEB
シリコンバレー銀行破綻が「リーマン・ショックの再来」につながる可能性はあるのか(Getty Images)
シリコンバレー銀行破綻は“超緩和バブル”の反動 日本の銀行に飛び火する可能性はあるのか
 3月10日にシリコンバレーバンク(SVB)、12日にはシグネチャー・バンクと米国で相次いで銀行が経営破綻している。総資産約2090億ドルにも及ぶSVBの破綻は史上2番目の規模で、リーマン・ショック以降最大の経営破…
2023.03.14 20:00
マネーポストWEB
田中角栄元首相と森下安道氏の知られざる交友関係(Getty Images)
“闇将軍”と“闇経済の帝王”の知られざる交友 田中角栄から贈られた推定2億円の日本絵画
 貸付総額1兆円超の街金融・アイチを率いて“闇経済の帝王”と呼ばれた森下安道(1932-2021)。その彼が、時の“闇将軍”田中角栄と深い交友を持っていたことは、ほとんど知られていない。評伝『バブルの王様 森下安…
2023.02.01 19:00
マネーポストWEB
英サッチャー首相の長男と会食したこともある森下安道氏
バブル期「地下金融の帝王」の華麗なる交友録 英サッチャー首相来日時には長男と極秘会食
 G7首脳の家族がお忍びで会った相手が、「地下金融の帝王」として知られる人物だった──。今では考えられないことが、バブル期の日本にはあった。1989年、英首相マーガレット・サッチャーの来日時、その長男が極秘…
2023.01.25 19:00
マネーポストWEB
気球での太平洋横断も話題となったロッキー青木(時事通信フォト)
「エルメスのバッグからドルの札束を鷲掴み…」 ロッキー青木の妻が見た“バブルの王様”ファミリーの豪快ショッピング
 アメリカ日本食ブームの立役者で、鉄板焼きレストラン「Benihana of Tokyo」を米国で展開して大成功を収めたロッキー青木とその妻・青木恵子は、揃ってアメリカ社交界の有名人だった。その妻・恵子が、当時、街金…
2023.01.22 19:00
マネーポストWEB
千葉県君津市の「上総ゴルフクラブ」(現・上総モナークカントリークラブ)のオープニングセレモニーには、ジャック・ニクラウスを招聘した(右奥が森下安道氏)
“バブルの王様”森下安道の伝説 トランプタワーでタイソン、ホーガンと交流、ニクラウスにゴルフ場設計を依頼
 今から30年以上前のバブル期、貸付総額1兆円超の街金融・アイチを率いて世界中のゴルフ場や絵画などを買い占めた人物が“バブルの王様”こと、森下安道(1932-2021)である。その森下の評伝『バブルの王様 森下安…
2023.01.19 19:00
マネーポストWEB
海外投資家も割安な日本の不動産に注目している(写真:イメージマート)
日本の土地総額はバブル期の半分 上昇余地高く、欧米系マネー流入にも期待
 世界情勢が混乱を極めるなか、低迷を続ける日本経済に復活の兆しはあるのか。インフレや増税、さらには利上げなど、懸念材料は多いが、果たして2023年は“失われた30年”を取り戻すターニングポイントになるのか。…
2023.01.06 07:00
週刊ポスト
保釈され、東京拘置所を出る高橋治之被告(時事通信フォト)
五輪汚職事件 高橋治之被告を支えた「リゾート王」の弟が築いた“バブルの王様”との怪人脈
 12月26日、東京五輪をめぐる汚職事件で、受託収賄罪で起訴された大会組織委員会元理事の高橋治之被告が東京拘置所から保釈された。保釈保証金は8000万円で、全額が即日納付された。公判の動向に注目が集まる中、…
2022.12.29 19:00
マネーポストWEB
英サッチャー首相の長男と会食したこともある森下安道氏
「五輪汚職」高橋治之容疑者が兄弟で頼ったバブルの王様・森下安道氏の圧倒的金力
 捜査が続く五輪汚職事件の核となる“スポーツビジネス界のドン”高橋治之被告。彼の金脈の源泉となった弟・治則は、“環太平洋のリゾート王”と呼ばれたバブル紳士だが、その兄弟を支えたキーパーソンが、貸付総額1兆…
2022.12.01 16:00
週刊ポスト
五輪汚職事件はこのまま幕を閉じてしまうのか(高橋治之容疑者。写真/AFP=時事)
「五輪汚職」高橋治之容疑者の人脈 葬儀の親族席に座っていたバブルの王様・森下安道氏
 捜査が続く五輪汚職事件の核となる“スポーツビジネス界のドン”高橋治之被告。彼の金脈の源泉となった弟・治則は、“環太平洋のリゾート王”と呼ばれたバブル紳士だが、その兄弟を支えたキーパーソンが、貸付総額1兆…
2022.11.30 07:00
週刊ポスト
女王の率直な疑問に経済学者らは慌てた(Getty Images)
「どうして誰もわからなかったの?」英女王がリーマン危機直後に経済学者に向けた疑問とその回答
 在位70年、96歳で死去したエリザベス女王。イギリス君主としては歴代最長となった在位期間中、折に触れて数々の名言を残している。曰く、「私にできることは、この古き良き国に生きるすべての人々に、私の心と献…
2022.11.23 19:00
マネーポストWEB

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