海外事情 の記事一覧

中国の若者にとってダウンジャケットは高すぎる?(波司登のダウンジャケット。CFoto/時事通信フォト)
中国若者の間で安価な軍服コートが流行 「ダウンジャケットを買えるけど買わない」コスパ重視で低欲望社会化
 中国北方の若者の間で今、「軍服コート」が流行している。今風にアレンジしたヘビーデューティーなアーミーコートなどではない。軍部兵士が実際に着るグリーンの綿入り87式軍服コート、あるいは古くから民間向け…
2023.12.06 11:00
マネーポストWEB
李克強氏も天から見つめているであろう習近平政権の行く末は(イラスト/井川泰年)
中国・習近平政権が抱える「不動産危機」「若者の高失業率」「外資撤退」の難題 解決策自体が「ダモクレスの剣」になりかねない
 中国・不動産大手「恒大集団」が経営危機に陥り、中国国内の不動産市況は悪化。それに加えて、若者の高失業率や外資撤退の加速など、中国・習近平政権は様々な問題に直面している。これらの問題について経営コン…
2023.12.05 07:00
週刊ポスト
中国の小児病院には、子どもを連れた親たちが押し寄せている(中国・重慶。Getty Images)
中国各地で小児の感染性呼吸器疾患が急増中 天津の病院では救急患者が1日で1.3万人を超え過去最高に
 北半球では気温が下がり、空気が乾燥するとともに“感染性呼吸器疾患”の季節がやってくるが、中国では例年より早く10月中旬あたりから、患者数が急増している。冬場の流行自体は珍しいことではないが、今回は子供…
2023.11.29 07:00
マネーポストWEB
中国・蘇州の土壌汚染問題をめぐる訴訟の行方は(Getty Images)
【2000億円賠償請求】中国・蘇州市の土壌汚染問題が泥沼化 開発元も元の土地所有者も譲歩する気はない「毒地事件“羅生門”」
 中国不動産業界では醜聞が絶えない。上海陸家嘴金融貿易区開発(上海陸家嘴)は11月4日、購入した蘇州市の土地の一部が汚染されていたとして100億4393万元(2089億円相当、1元=20.8円で計算)の賠償を求める訴訟…
2023.11.15 07:00
マネーポストWEB
恒大集団・許家印会長の醜聞が次々と明るみに出るようになった(Getty Images)
恒大集団・許家印会長の“超バブリーな私生活” 世界中に一族の大豪邸、200億円金塊、女性ダンサーへの寵愛も明るみに
 9月下旬、恒大集団の許家印会長が拘束されたと伝わると、中国マスコミは次々と彼の醜聞を報じ始めた。不動産大手会長のあまりにバブリーな私生活に中国人民は怒りを通り越して、唖然としているようだ。 2023年6…
2023.11.01 07:00
マネーポストWEB
ロシア・プーチン大統領の北京訪問の成果は(左は習近平・中国国家主席。10月18日。Getty Images)
あらゆる面で進む「中国・ロシアの緊密化」 ビザなし渡航も再開、点滴を受けるため中国入りするロシア人女性も
 中国辺境の地が今、ロシア人観光客で溢れかえっている。中国・ロシア間で9月中旬、ビザなし団体旅行業務が再開されると、黒竜江(アムール川)を挟み、対岸のブラゴヴェシチェンスクまで船で数分の距離にある黒河…
2023.10.25 07:00
マネーポストWEB
中国不動産の需要と供給のバランスとは(北京。Getty Images)
【中国・不動産不況】北京市の豪邸、37億円で売りに出されるがまだ買い手はつかず 固定資産税がない社会では需給調整が働かない
 中国では不動産不況が囁かれているが、そうしたなかでも、北京市一等地の物件には驚愕の値段がついているようだ。 北京東城区南池子大街にある四号院(伝統的な様式の住宅)を1億8000万元(36億9000万円、1元=2…
2023.10.18 07:00
マネーポストWEB
「キャンセルカルチャー産業」の実態とは?(写真:イメージマート)
【マイノリティに配慮する研修が“金脈”に】アメリカで拡大する「キャンセルカルチャー産業」 炎上する人が増えるほど儲かる仕組み
 公職など社会的に重要な役職に就く者に対して、その言動が倫理・道徳が反しているという理由で辞職(キャンセル)を求める運動は、「キャンセルカルチャー」と呼ばれる。特に人種問題に敏感なアメリカでは、マイ…
2023.09.12 15:00
マネーポストWEB
窮地に立たされた習近平主席(イラスト/井川泰年)
中国・習近平主席が抱える完全独裁のジレンマ 有効な打ち手は共産党の自己否定につながり身動きが取れない
 不動産バブル崩壊・若年失業率の増加など問題が山積する中国。そうした国家の非常事態に中国共産党の習近平・国家主席も有効な対策を打てずにいるようだ。かねてより経営コンサルタントの大前研一氏は、習近平氏…
2023.09.11 07:00
週刊ポスト
近年のアメリカの大学で何が起きている?(写真:イメージマート)
「傷つきやすい若者たち」と「過剰な甘やかし」 いまアメリカの名門大学で起きている“異常な事態”
 1995年以降に生まれた「Z世代」と呼ばれる若者たちは、10代の人格形成期をSNSに没頭して過ごした最初の世代だ。この世代は、少し上のミレニアル世代と比べて、不安症やうつ病の罹患率がはるかに高いというデータ…
2023.08.19 19:00
マネーポストWEB
中国の自動車保険事情はどうなっているのか?(Getty Images)
日本の自動車保険市場はまだ健全? 中国で多発する自動車保険の不正請求の手口
 ビッグモーターによる保険金不正請求事件は中国でも大きな注目を集めている。ただ、中国ネットユーザーたちの反応を見る限り、日本のように不正の程度の悪さに驚き、憤慨するといったものではない。あるネットユ…
2023.08.02 16:00
マネーポストWEB
経済制裁が実施されているにもかかわらず、ロシア経済が堅調な理由とは(プーチン大統領。Getty Images)
混乱つづくロシア経済は意外に堅調 制裁に加わっていない中国が大幅に貿易拡大
 民間軍事会社・ワグネルの反乱により、政治的には不安定な様相を見せるロシアだが、経済は意外にも堅調だ。 2022年のドル建て名目GDPは21%増、ルーブル建てで算出すると12%増である(IMF統計より)。ルーブル…
2023.06.28 19:00
マネーポストWEB
中国で若年層の失業率が高まっているのはなぜか(重慶市で開催された就職フェアには黒山の人だかり。Getty Images)
中国で「若年層の失業率20%」が注目集める 少子高齢化や教育改革の遅れも指摘
 中国の若年層の失業率の高さが注目を集めているが、そもそも失業率全体を見ると、他国と比べて特に高いというわけではない。たとえば、2022年の統計(IMF統計)で比較すると、中国の失業率(4.20%)は日本(2.56…
2023.06.21 07:00
マネーポストWEB
サントリー「角瓶」の日本での供給にも影響が出るのか?(同社提供・時事通信フォト)
「角瓶は日本価格の2倍以上が相場」 韓国でハイボールが大ブーム、サントリーを悩ませる需要と供給バランス
 いま韓国で「日本食」が注目を集めており、特に若者を中心にウイスキーを炭酸水で割った「ハイボール」が大ブームになっているという。日本で流行したことが伝わったようで、ハイボールに使用される日本製ウイス…
2023.06.15 07:00
マネーポストWEB
「ロシア・ウクライナ戦争」戦況MAP
ウクライナ反転攻勢でもロシアは全面撤退しない ゼレンスキー大統領が目指すべき“戦争終結の落とし所”
 終結の兆しがいまだ見えないウクライナ戦争。ロシア国内からは「ウクライナとの戦争で、ロシア経済は疲弊している」という声も聞こえてくるという。ウクライナも反転攻勢に出ようとする中、経営コンサルタントの…
2023.06.10 07:00
週刊ポスト
海外で目立つ日本人観光客ならではの行動や特徴とは?(写真:イメージマート)
「ずっとスマホを見てる」「飲食店のテーブルを拭く」 海外で目立つ日本人観光客ならではの特徴
 JTBが1月に発表した旅行動向見通しによると、2023年の海外旅行者数は、前年比189.7%増の840万人と推計されている。まだ海外旅行需要が完全に回復するまでは時間がかかるかもしれないが、すでに海外では日本人観…
2023.04.01 16:00
マネーポストWEB
ビニール袋にストローをさしたテイクアウト飲料はタイ名物(写真:イメージマート)
エアコンはガンガン、プラストローも当たり前! 東南アジアで感じる「SDGsの限界」
 昨今、メディアで取り上げられる機会も多い、持続可能な開発を目指す17の国際目標「SDGs」への取り組み。「貧困を無くそう」「飢餓をゼロに」など17の項目からなり、世界各国で目標達成度合いが測られている。日…
2023.03.25 16:00
マネーポストWEB
政府主導でインフルエンザの予防接種を受けるよう促している(香港。Getty Images)
中国でインフルエンザ流行 ゼロコロナ政策廃止との関連を指摘する声も
 中国では現在、インフルエンザが流行している。北京市疾病コントロールセンターが発表した2月13~19日におけるデータによれば、この間の北京市におけるインフルエンザ感染者数は新型コロナウイルスの感染者数を上…
2023.03.01 07:00
マネーポストWEB
ゼロコロナ政策を放棄した習近平氏は「右にウインカーを出しながら左にハンドルを切って暴走する運転手」とも揶揄されている(イラスト/井川泰年)
“迷走”続ける習近平・国家主席に残された「2つの選択肢」 実現できなければ退陣しかない
 昨年10月の中国共産党大会で異例の3選を果たした中国の習近平・国家主席。しかし、「ゼロコロナ政策」では国民からの不満を買い、中国経済の成長も失速させてしまった。現状を立て直すため習氏に残された選択肢と…
2023.02.17 07:00
週刊ポスト
バンコクで「チャン」ビールを飲む、坊主頭の中川淳一郎氏
「タイは、若いうちに行け」はもう通用しない 現地で痛感した“安いニッポン”の現実
 日本にいるだけでは、日本の経済力が今どのぐらいの水準にあるのか実感しにくい。現在、多くの国でコロナ関連の入国規制が緩和されており、各国は積極的に外国人観光客を受け入れている。日本人にとって、1990年…
2023.02.11 16:00
マネーポストWEB

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