オピニオン の記事一覧

今後の莫大な電力需要をどう賄うか(イラスト/井川泰年)
政府・経団連が進める“なし崩し”の原発再稼働でいいのか 大前研一氏が考える「今後の莫大な電力需要に備える」ための方策
 アメリカでは生成AI(人工知能)の急速な普及で電力需要が逼迫。温室効果ガスを出さない原子力発電所による電力調達が注目され、日本でも原発再稼働の検討が進められている。そうしたなかで「“なし崩し”の原発再…
2024.11.17 07:00
週刊ポスト
記者会見で不倫報道についても答えた国民民主党の玉木雄一郎代表(時事通信フォト)
玉木雄一郎氏の不倫報道に対するネットの反応“擁護するわけではないが猛烈な批判もしない” かつての「ゲス不倫」の猛バッシングから変わった空気感
 国民民主党の玉木雄一郎代表の不倫が写真週刊誌『FLASH』のウェブ版『Smart FLASH』にて報じられ、大きな注目を集めている。同党の議員も会合やSNSで苦言を呈したものの、玉木氏の代表辞任という結論にはならなか…
2024.11.16 16:00
マネーポストWEB
石破茂首相の政策をどう評価するか(イラスト/井川泰年)
石破茂首相が掲げる成長戦略“最低賃金1500円”が孕む大きな問題点 「地方の衰退を加速させる政策」「中小企業の倒産・廃業が相次ぐ」大前研一氏が警鐘
 5度目の挑戦で自民党総裁の地位を勝ち取った石破茂氏だが、「何の準備もできていなかった」と断じるのは経営コンサルタントの大前研一氏だ。石破氏について“岸田文雄・前首相以上の経済オンチ”と酷評する大前氏が…
2024.10.29 07:00
週刊ポスト
10月20日のNスペの数字は「躍進」(筆者作成)
【「禊ありき」批判も】高視聴率だったNスペ『ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像』が浮き彫りにした“NHKの現実” OB・鈴木祐司氏が指摘する「番組と組織に残る課題」
 10月20日放送のNHKスペシャル『ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像』の内容が話題を呼んでいる。SNSでは同番組についてさまざまな評価がなされているが、NHKの内情を知る有識者からは「課題の残る内容」との指摘…
2024.10.24 19:00
マネーポストWEB
結婚式のご祝儀に「新一万円札がNG」とされる根拠は?
「えっ?結婚式のご祝儀に新一万円札はNG?」“失礼クリエイター”が作り出す無駄なマナーが量産される社会
 世の中には人を不快にさせないために様々なマナーがある。特に昨今は、様々な人に配慮が求められるようになり、新しいマナーらしきものが続々と生まれているようだ。だが、そうしたものにどこまで従う必要がある…
2024.09.21 16:00
マネーポストWEB
セ・リーグは20本台で本塁打王の可能性も?(ヤクルト・村上宗隆。時事通信フォト)
【プロ野球】極端な「打低投高」で危惧される“稼げるポジション”の偏重 「このままでは野手を目指す選手がいなくなる」
 プロ野球で「打低投高」が顕著になっている。今年の場合、防御率1点台の投手が続出している反面、野手で打率3割を超える選手はわずか。セ・リーグの場合は、ホームラン王にしても20本台、打点でも70台で狙える状…
2024.09.14 16:00
マネーポストWEB
勝利はどちらの陣営に?(イラスト/井川泰年)
米大統領選のカギとなる“副大統領候補選” ハリス氏&ウォルズ氏が「ダブルヘイター」を取り込み、初の女性大統領誕生か
 いよいよ11月に米大統領選が実施される。共和党の候補トランプ氏と民主党の候補ハリス氏の支持率が拮抗する中、経営コンサルタントの大前研一氏は「カギを握るのは副大統領候補」と指摘。米大統領選の行方を大前…
2024.09.07 07:00
週刊ポスト
日本の未来について危機感を示したファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(時事通信フォト)
【ファストリ柳井氏も警鐘する「日本崩壊」】人口減少に伴い路線バスは廃止・縮小、小中学校は統廃合、国民負担率は五公五民…「最大の国難」を乗り切る勝ち筋はあるのか
 ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が日本テレビのインタビューに答えて、「このままでは日本人は滅びる」と発言したことが大きな反響を呼んでいる。人口減少が急激に進む一方、労働生産性が低いままであ…
2024.09.04 11:00
マネーポストWEB
欧米各国で“民衆の自分ファースト化”が進んでいる(イラスト/井川泰年)
もはや「右」も「左」もなくなった 英米仏の選挙で顕在化する“民衆の自分ファースト化”
 米大統領選を今秋に控える中、それに先んじてイギリスとフランスでは解散・総選挙が行われ、政権交代・政権崩壊が相次いだ。こうした各国の選挙を見て、経営コンサルタントの大前研一氏は「イデオロギーで葛藤す…
2024.08.25 07:00
週刊ポスト
南海トラフ地震臨時情報を受けて「遊泳禁止」の張り紙が出された神奈川県平塚市の海水浴場(時事通信フォト)
南海トラフ地震注意の呼びかけで相次いだ宿泊キャンセル…危機を煽られて経済停滞 日本人の「ゼロリスク思考」への警鐘
 8月8日、南海トラフ地震臨時情報が発表され、岸田文雄・首相が責任者となり「1週間程度、日頃からの地震への備えを再確認」が呼びかけられた(15日に呼びかけ終了)。これを受け、テレビ各局は注意喚起を行ったほ…
2024.08.17 16:00
マネーポストWEB
「国民データベース」の導入で何が実現できるか(イラスト/井川泰年)
マイナンバー制度が抱える問題点を解決できる制度とは? 同性カップル、夫婦別姓、養子縁組にも対応できる「国民データベース」の導入を大前研一氏が提唱
 自民党は3年ぶりに「選択的夫婦別姓」のワーキングチームを再開したが、意見の集約に四苦八苦している。「問題の原因は『家族』を単位にしているから」と指摘するのは経営コンサルタントの大前研一氏だ。大前氏は…
2024.08.06 07:00
週刊ポスト
人口減少社会で豊かになるためには何が必要か(写真:イメージマート)
【人口減少社会は「縮んで勝つ」】企業は商品やサービスを高付加価値化、「30万人商圏」構築で“小さくても豊かな国”に
 2023年の日本人の年間出生数は過去最低の72万7277人(概数)を記録した。出生数の実績値は、すでに政府の予想をはるかに上回る激落ペースとなっている。2019年から2023年にかけて急落し、この5年間の出生数の対前…
2024.08.04 07:02
週刊ポスト
人口減少社会の活路をどこに見出すか(写真:イメージマート)
【人口減少社会は「縮んで勝つ」】消費者不足による内需の激減への対応策 女性を「安い労働力」から解放し“戦力”として活用を
 2023年の日本人の年間出生数は過去最低の72万7277人(概数)を記録した。出生数の実績値は、すでに政府の予想をはるかに上回る激落ペースとなっている。2019年から2023年にかけて急落し、この5年間の出生数の対前…
2024.08.04 07:01
週刊ポスト
2023年生まれが12歳になる時、日本人小学生の人口は36.7%減
【人口激減社会ニッポンの未来】2023年生まれが歩む「苦難の一生」 学校統廃合で小学生から遠距離通学、就職は楽勝でも“仕事は3人分”
 2023年の日本人の年間出生数は過去最低の72万7277人(概数)を記録した。出生数の実績値は、すでに政府の予想をはるかに上回る激落ペースとなっている。2019年から2023年にかけて急落し、この5年間の出生数の対前…
2024.08.02 15:00
週刊ポスト
日本人人口は50年後に半減、100年後に9割減の可能性も
【岸田政権「年金財政検証」のまやかし】「将来も安泰」の根拠はあまりにも楽観的な将来人口推計 「日本人人口は50年後に半減する」衝撃データ
 岸田内閣が支持されない原因は裏金問題や経済政策だけではない。根本的な理由はこの政権が「日本が直面する問題から目を背け続けている」ことにある。その象徴が「少子化対策」だ。ベストセラーシリーズ『未来の…
2024.07.31 07:00
週刊ポスト
「推し」がいないことは不幸なことなのか?(イメージ)
【推し活・オシノミクスを考える】かつての「ヲタ」が「推し」になって変わった空気感 「それで人生楽しいの?」に辟易とする
「推し」「推し活」という言葉が、すっかり市民権を得るようになった。「自分の好きなエンタメ関連の『追っかけ』をしたり、グッズを熱心に買う」という人も少なくないのではないか。とはいえ「推し活」が定着した…
2024.07.20 16:00
マネーポストWEB
日本人だけでなく多くの外国人観光客も訪れる姫路城
【グローバルスタンダード】姫路城の入城料「外国人=30ドル」に値上げ検討の市長に喝采 「自国民を優遇するのは当たり前」
「白鷺城」の愛称で親しまれている、世界遺産・姫路城(兵庫県・姫路市)の入城料の行方が注目を集めている。姫路市の清元秀泰市長は6月17日、外国人観光客を対象とした値上げを検討していると表明、「外国人観光客…
2024.06.22 16:00
マネーポストWEB
西武HDとJR東日本が合併したらどんなメリットがあるか(イラスト/井川泰年)
大前研一氏が考える“西武HD復活への道” 「競合しているJR東日本との合併」で得られる3つのメリット
 西武ホールディングス(HD)は、東京都千代田区の赤坂プリンスホテル跡地に建設した複合ビル「東京ガーデンテラス紀尾井町」を2024年度中に売却すると発表した。経営の立て直しを図る西武HDが復活するにはどのよ…
2024.06.22 07:00
週刊ポスト
大阪の課題について語った泉房穂氏
「維新の終わりの始まり」前明石市長・泉房穂氏が語る「大阪行政」の問題点
「今の大阪の課題は“介護保険料”と“クジラ”、その2つによく表われています」──そう語るのは兵庫県明石市長を務めた泉房穂氏。3期12年の在任中は「子育ての街」を掲げ、市の人口増を実現した泉氏は大阪の現状をどう…
2024.06.18 19:00
マネーポストWEB
テレビのない生活をしてみたら…(イメージ)
受信料の節約だけじゃない、地方在住男性が実感する“テレビを捨てて良かったこと” 「不要な情報に触れずに済む」「無駄だった習慣を排除できた」
 かつてはどこの家にも茶の間にテレビがあり、それを一家で見るのが当たり前だった。それが、インターネットの普及によって流れは変わり、今では家にテレビがないという世帯も増えつつあるようだ。ネットニュース…
2024.06.01 16:00
マネーポストWEB

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