謎の“先輩”面する人たちがたくさんいる
Cさん(20代/女性)はどうしても認めたくない理由がある。
「春は鼻水が出たり、くしゃみが出たりするので、もしかしたら花粉症かもしれませんが、幸いなことにそれ止まり。この時期に気を付けるのはティッシュを忘れないことぐらいです。周囲には“それ絶対花粉症だから”って謎の“先輩”面をする人がいるんですが、私が実は花粉症だったと言ったら、その人がメチャクチャ調子に乗るのが分かってるので、それも認めたくない大きな理由です」(Cさん)
Dさん(50代/女性)は、ほぼ花粉症だと自覚しているが、確定には至っていない。
「私の場合、とにかく鼻水が酷く、喉も痛くなりますが、もしかしたら風邪なのかもという期待があります。風邪なら治りますからね。
病院に行こうとは思っていますが、平日は仕事ですし、最寄りの耳鼻科は遠くて、しかもその病院は週末はメチャクチャ混んでいるので、どうしても足を運ぶ気になりません。職場の雰囲気は厳しく、花粉症ぐらいで休みを取ったら白い目で見られるのは確実で、診察を受けるヒマがありません」(Dさん)
“花粉症認めない勢”に共通するのは、結局のところ「病院に行かなくても我慢できている」ということに尽きるが、放っておけば症状が悪化したり、ダルさが抜けない、集中力が低下するなど生活や仕事にも影響してくる。本当に辛い方はなるべく病院へ。(了)