ガストの『山盛りポテトフライ』439～494円。かなりボリュームたっぷり。量が少ない『ちょい盛りポテトフライ』274～384円もある
ファミリーレストラン、居酒屋、ハンバーガーショップ、カラオケ店など、多くの飲食店のメニューにある「フライドポテト」。特にフライドポテトがお目当てではなかったのに、ついつい頼んでしまう人もいるのではないだろうか。
ファミレスに行った際は、ほぼ毎回フライドポテトを頼んでいるというのは、都内の会社員・Aさん（30代男性）だ。
「同僚と仕事の打ち合わせがてら食事をする際などに、よくファミレスに行きます。私が好んで注文するのはハンバーグ系のメニューですが、それだけではボリューム的に物足りなくてフライドポテトを頼みがちですね。デザート系だと、1人1品になるけど、ポテトなら何人かでつまめるというメリットもあります」
ファミレスだけでなく、どんな飲食店でも、メニューにポテトがあれば必ず注文するという人もいる。都内に住む自営業・Bさん（40代男性）はこう話す。
「フライドポテトがまずかった試しがないんです。ファミレスや居酒屋はもちろんですが、こぢんまりとしたバーなんかでもポテトがあれば頼みます。フライドポテトは、元が冷凍食品であろうが、絶対にハズレがない印象。初めて行く店ほど、ポテトがいちばん“リスク”が低いと思っています。単純に私自身、ポテトが大好きだというのもありますが、下手に冒険をして、微妙な料理が出てくるよりは、絶対に間違いがないポテトがいいんです」
ドリンクバーのツマミとして
ファミレスの場合、スマホのアプリなどでフライドポテトの割引クーポンが配布されているケースも多い。神奈川県に住む会社員・Cさん（30代女性）は、家族でファミレスに行く機会が多く、そうしたクーポンを活用しているという。
「夫と子供と3人でファミレスによく行きます。子供がポテト好きということもあって、毎回のようにポテトを注文します。クーポンを使えば50円くらい安くなるし、たまに100円くらい割り引かれることもあって、お得。子供のためにデザートを注文するよりも、家族3人で食べられるポテトのほうが安上がりなのかな、という感じです」
一方、少々の罪悪感を抱きながらも、ついついフライドポテトを頼んでしまうというのは、埼玉県の会社員・Dさん（40代女性）だ。
「夫と2人でファミレスで食事をしによく行きますが、必ず頼むのはドリンクバー。そして、ドリンクバーとなると何杯か飲みたいわけですよ。食事をしながら飲むのは1杯くらいなので、食後に2～3杯飲もうとすると、どうせならツマミ的なものがほしいな、と考えてしまい、結果、フライドポテトを注文するんです。節約のことを考えれば、やめたほうがいいというのはわかってるんですけどね……」
