価格帯の幅が広がっている
主要なファミリーレストランにおける“プレーンなフライドポテト”の価格は以下の通りだ。
ガスト『山盛りポテトフライ』439~494円(店舗によって価格が異なる)
サイゼリヤ『カリッとポテト』250円
ジョイフル『ポテチフライ(180g)』218円
ココス『カリカリポテト』429円
デニーズ『フライドポテト』390円
多くのファミレスチェーンでは、プレーンなフライドポテトのほかに、大盛りメニューやトッピング付きのメニューを用意していることが多い。外食チェーンに詳しいライターの小浦大生氏はこう話す。
「ファミレスのフライドポテトというと“安い定番メニュー”というイメージがありますが、チェーンによって200円台から400円台まで価格に幅があり、必ずしもそのすべてが安いわけではないというのが、現状です。
また、フライドポテトは、人気の高いメニューであるからこそ、トッピングやボリュームの面で、複数のバリエーションを用意するケースが多く、同じチェーンの中でも価格に幅があります。その結果、気軽にポテトを頼んだつもりだったけど、実は高いほうのポテトを頼んでいた、などということも少なくないと思います。
サイゼリヤのように、低価格が大きな特徴となっているファミレスがある一方で、昨今の原材料費高騰の影響もあり、最近ではファミレスにおけるメニュー全体の価格も高くなっています。2人で食事をしてドリンクバーとポテトを頼んだら、5000円を超えていた、なんていうケースも珍しくありません」
ハズレがなくて、気軽に注文しやすいフライドポテト。毎回必ず頼んでしまう人も多いようだが、値段だけはしっかり確認しておいたほうが良さそうだ。(了)