3000円で少しでもトクをしようと、安さだけで買うものを選ぶのも、幸福からは遠ざかる。
「もし仮に、心から欲しいと思ったものが3500円なら、500円オーバーしてでもそれを買った方がいい。少しのオーバーには目をつぶるのが、満足感を得るコツです」(友野さん)
本当はそこまで欲しくないのに「流行っているから」「映えるから」という理由でお金を使うのも避けてほしい。ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんが言う。
「お金を使う基準は『NEEDS(必要か)』と『WANTS(欲しいか)』の2つ。見栄や値段ではなく“どれだけ欲しいか”“自分にとってどれくらいの価値があるか”を考えれば“死に金”になることはないでしょう」(黒田さん)
※女性セブン2023年4月13日号