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GWでも使える割引きっぷに注目 まだ間に合う!“旅の達人”が教えるお得に国内旅行を楽しむコツ

日帰りなら「休日お出かけパス」

 連休中も泊りがけは難しいという首都圏在住の人におすすめなのが、JR東日本の販売する「休日おでかけパス」だ。このきっぷは2720円で、JR東日本の関東の指定されたエリアが乗り放題となるもの。

 そのなかでもおすすめなのが栃木県の足利だ。あしかがフラワーパークでは、名物の藤がちょうど見ごろをむかえる。さらに前日までにメール会員に登録して17時30分以降に入園の場合、2100円の入園料が1800円となるうえ、明るい時間の藤と、ライトアップされた藤の両方を一度に楽しめる(5月1日の足利市の日没時間は18時29分)。アクセスも2018年に開業した「あしかがフラワーパーク駅」が目の前なので便利だ。

 首都圏からは宇都宮線で小山駅まで行き、そこから両毛線に乗り換えとなる。東京駅からあしかがフラワーパーク駅まで往復3960円が2720円と31%割引だ。なお、東京から小山までは普通列車のグリーン車も事前料金なら800円で利用でき、「プチ贅沢」な気分を味わうことができる。

「鉄分」が濃い人なら休日お出かけパスを使って関東地方屈指のローカル線、久留里線で房総半島中央部にある終着駅、上総亀山駅をめざすのも面白い。この駅の近くには、ハート型の光が見られることがインスタなどを通じて有名となった亀岩の洞窟がある。こちらも通常なら東京駅から往復3960円かかるので、割引率は3割以上となる。帰りは京葉線経由にして、海浜幕張駅で途中下車、三井アウトレットパーク幕張へ寄るという選択肢もある。

関東屈指のローカル線、久留里線・上総亀山駅の夕暮れ(写真:イメージマート)

関東屈指のローカル線、久留里線・上総亀山駅の夕暮れ(写真:イメージマート)

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