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【ドル円週間見通し】伸び悩みか 米景気減速の警戒も

・4月24日-28日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米) 4月CB消費者信頼感指数 25日(火)午後11時発表予定
・予想は、104.1
 参考となる3月実績は104.2で2月実績を上回っており、直前に米地銀2行が破綻したものの、大きな影響はなかった。ただ、雇用情勢のさらなる改善は期待されていないとみられており、4月については3月実績をやや下回る可能性がある。

○(米)1-3月期GDP速報値 27日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、前期比年率+2.0%
 アトランタ連銀の経済予測モデル「GDPNow」の4月18日時点の予測によると、前期比年率+2.5%。住宅市況は順調だが、3月ISM製造業の数値は悪化しており、1-3月期の経済成長率は10-12月期を下回る可能性がある。

○(日)日本銀行金融政策決定会合 28日(金)決定会合の終了予定時刻は未定
・予想は、金融政策の現状維持
 4月10日に行われ植田新総裁の会見では、現在の大規模な金融緩和策を継続することが適当と述べている。また、18日には日銀による国債の買い入れは、2%の物価安定の目標を実現するという金融政策運営上の必要から実施していると述べており、金融政策の枠組みがただちに修正される可能性は低いとみられる。

○(欧)1-3月期ユーロ圏域内総生産速報値 28日(金)午後6時発表予定
・10-12月期実績は前年比+1.8%、
 S&Pグローバルユーロ圏総合PMIは1月から3月まで50超を記録。経済活動の活発化は、主にサービス部門の力強い伸びによるもの。一方、高インフレと借り入れコストの上昇によって家計は圧迫されているため、域内経済成長の大幅な伸びは期待できない。

○その他の主な経済指標の発表予定
・24日(月):(独)4月IFO企業景況感指数
・25日(火):(米)3月新築住宅販売
・26日(水):(米)3月耐久財受注
・28日(金):(日)3月失業率、(日)3月鉱工業生産速報、(米)3月PCEコア価格指数

【予想レンジ】
・131円00銭-136円00銭

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