配信者に入れあげたケンイチさん。クレジットカードのリボ払いでごまかしていたが、借り入れは約100万円にまで膨らんだ。スマホを眺め続けることが多くなったケンイチさんを不審に思った次女が画面をのぞいたところ、ついにその推し活が家族にバレた。
「娘からは『気持ち悪い』と言われ、『お父さんはただの“金づる”じゃん』などと説教されました。クレジットカードだから、お金を使う感覚がなくなるんだとも言われて、返す言葉もありませんでした。しかも私にものすごく余裕があればいいのでしょうけど、借金状態ですからね……。娘にはその場でスマホを取り上げられ、アカウントも削除されました」
何事も光があれば闇もある。推しに過剰に依存してしまう“推し活のダークサイド”に落ちてしまわないためにも、自分の置かれた状況について冷静に分析する目を持っておきたい。(了)