昭恵氏のツイッターには、大型連休中に岡山の博覧会に出かけたり、東京に戻って台湾フィルの演奏会に出向いたり、愛犬と散歩する写真がアップされ、相変わらず活動的に東京と下関の二重生活を送っている様子がうかがえる。
だが、東京・渋谷区の自宅は義兄の管理になり、亡き夫との思い出の別荘も義兄に贈与した。“宙ぶらりん”の昭恵氏はこれからどうするのだろうか。安倍氏の古くからの地元後援者はこう語った。
「昭恵さんは補選が終わるとすぐに東京に戻ったようです。下関の家はリフォームしたと聞いているからこっちに来たときは拠点にするのでしょうが、愛犬は東京の自宅で飼っているようなので東京がメインになるのでは。
節目になるのは安倍先生の納骨のタイミングでしょう。ご遺骨はまだ東京のご自宅にあって、補選で当選した吉田(真次)議員も東京のご自宅にうかがって当選報告をしたようですが、本来ならばすでに長門市の安倍家代々の墓に納骨していなければならない時期です。一周忌を待ってということかもしれないが、納骨を喪主として取り仕切るのが昭恵さんの大仕事ですから、それが終わってからゆっくり身の振り方を考えなさるんじゃないかな」
記者が昭恵氏に取材を申し込むため携帯電話にかけたが留守電となり、残したメッセージにも折り返しはなかった。
※週刊ポスト2023年5月26日号